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2度にわたって大雨の被害を被った熊本県・人吉市。コロナ禍の復興支援の1つにふるさと納税はいかがでしょうか?

2020/8/2 

2020年7月4日かた7日にかけて熊本県人吉市を中心に襲った令和2年豪雨は熊本県を流れる球磨川水系は、八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13箇所で氾濫・決壊し、約1060ヘクタールが浸水する被害を生じさせました。

 球磨村にある特別養護老人ホーム「千寿園」では、水没した施設で入所者14人が亡くなる大惨事が起きました。国土地理院の浸水推定図によると、千寿園のある球磨村渡地区で浸水の深さが最大9メートルに達したとみられています。
 これは従来の国や自治体からの警報である「2階などに避難してください」というアナウンスが果たして有効なのか?という疑念すら生じるレベルであったことが推察されます。

コロナウイルス禍では避難所の在り方も議論に・・・

 2020年の自然災害対応のテーマの一つがコロナウイルス対応と言われています。コロナウイルスは密集・密閉・密接といういわゆる三密を避けることが日々の生活の中でも強く求められています。

 従来、自然災害が起きたい際の避難所生活といえば、体育館や公民館にいわば雑魚寝状態で生活するイメージを持たれる方が多いでしょう。しかし、コロナウイルスが蔓延する現在、こうした環境は三密状態を作り出すことに加えて、不衛生な環境も相まって、コロナウイルスの爆発的な拡大が危惧されてきました。

 今回の災害を被ったエリアである熊本県人吉市の最大の指定避難所、人吉スポーツパレス(下城本町)には2020年7月5日、午前9時時点で約700人が避難。市は3日夜の開設後、受付時の検温や入り口での手指消毒、マスクや除菌シートの配布などを徹底するなどし、避難者の受け入れを行ってきました。

 加えて避難所ではパーテーションを作るなどし、避難者同士が最低限、2メートル以上の距離を確保できるように配慮されることになりました。


(写真はイメージです)

 この結果、人吉スポーツパレスではこれまでの収容人数の6割程度の人数しか収容できないという問題も生じる一方、こうした対応により、避難所の生活でも最低限のプライヴァシーが確保されるようになったのではないかと思われます。

コロナウイルス禍での災害復旧も課題に・・・

 日本は自然災害が多い国です。被害に逢った地域ではこれまでおおくのボランティアが現地に入り、地元の方の復旧のお手伝いをしてきました。しかし、コロナウイルスの蔓延する状態では他都道府県からのボランティアの受け入れは諦めることとなり、ボランティアはあくまで地元の方に限定することになりました。

 その結果、人出が足りず、災害の復旧が非常に遅れているという現実があります。ボランティアをされる方は
1・万全の体調で参加する
2・こまめな水分・塩分補給を。休憩もこまめに。
3・カビ・感染症対策にマスクを着用すること
4・肌の露出を避ける服装はさけること。長靴と手袋は必須。
5・被害に遭われた方の思い出の家財に気を遣う
6・被災者の作業ペースに合わせる。決してせかさない。

 という6点を遵守していただきたいと思います。

追い打ちをかける2度目の浸水

 4日の氾濫でたまった土砂を、床が見えるまでようやく片付けた矢先、甚大な被害を受けた球磨村の神瀬[こうのせ]地区が7月24日、またもや大雨による大規模な浸水に見舞われました。まさに100年に1度の大雨が3週間単位できたことになります。

「なんでまた…」「最初からやり直しだ」

 住民の方の涙がむなしく響く状態が続いています。

 そこで、甚大な被害に遭われた方への支援をふるさと納税を通じて行うことが出来ます。ボランティアによる活動が制限される中、支援金という形も大事な復興支援であるといえます。
 特にふるさと納税を通じた寄付は義援金として機能するばかりでなく、支援者には返礼品が送られるという側面もあります。短期間に2回も大規模な浸水被害に遭った熊本県人吉市には以下のバナーより、寄付をすることが出来ます。

CMでお馴染みのふるさと納税サイト【さとふる】

被害に遭ったのは熊本県だけではありません

 令和2年の集中豪雨の被害は熊本県のみならず、福岡県久留米市、大牟田市などの近隣都市のみならず、佐賀県、大分県、宮崎県、長崎県、鹿児島県といった九州の各県や山形県などにも多くの影響を及ぼしました。
 こうしたエリアに返礼品を特に必要としない寄付の方法もあります。以下より、令和2年集中豪雨特設サイトをご覧頂くことが出来ます。

CMでお馴染みのふるさと納税サイト【さとふる】

 是非、被災地の方に何か役に立ちたいと思われる方へのご参考になりましたら幸いです。

 (文責:定年生活編集部)
本記事は最大の被害に逢われた熊本県の地元報道機関である熊本日日新聞の記事を多数、参照し、作成しています。被害に遭われた皆様にお悔やみを申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

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