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儲け話を信じて1億5000万円借りたら…都心の財産を失う・・・ 投資詐欺案件に騙されないための6つの見極めポイント

2021/1/20 

不動産投資にに関するポータルサイト「楽待」(運営会社:株式会社ファーストロジック 代表取締役坂口 直大 所在地〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー33階)で2020年1月15日に公表された記事「儲け話を信じて1億5000万円借りたら…都心の財産を失った」がある。

https://www.rakumachi.jp/news/column/253813?uiaid=sitx1hvigg&d=20210118

この記事に関する事実について言及はしないが、上記の記事からいわゆる、詐欺案件に段差れないためのエッセンスが凝縮されているように思われる。今回はこうした投資詐欺案件に騙されないための6つのポイントを上記の事実に即して説明したいと思う。

ポイント1:どうしてこの案件で一般の投資家からお金を集める必要があるのか?を聞く箏

 今回、被害に遭ったAさん(女性:60代)の方は知人の紹介で事業家のB氏と知り合ったという。B氏の説明によれば、B氏の説明では、バイオマス発電の燃料となる素材を海外から調達し、販路が確立されれば、電力の固定買い取り制度が継続する20年にわたって毎月安定した収入が得られる事業だという。B氏は「売却すれば数億というまとまったお金になる」とAさんに説明していたという。

 ここでまず、こうした話を持ち掛けた方に聞いてもらいたいセリフがある。

「そんなに儲かるのであれば私からの出資ではなく、銀行から融資を受けたらどうですか?」

 ここまででは、初期投資費用がいくらかは分からない。仮にタイトルにある1億5000万円であったと仮定しよう。本来、まっとうな事業であれば金融機関からお権を調達することが出来るはずである。もっと言えば、今は低金利の時代。1%から2%程度の金利で事業資金を借りることは容易なのに、なぜ、ちまちまと個人の方に出資を求めるのだろうか?ここに突っ込みどころがあると言えるだろう。
 
なぜ、銀行からではなく、個人の方からお金を集める必要がるのかを確認していただきたい。

ポイント2:出資をするためのお金を外部から借り入れしてはいけない

 騙されたAさんが「相続した都内一等地の不動産は所有しているが、現金はない」と伝えたところ、B氏から次のような話をされている。「その土地建物を担保にお金を借りて、資金を作ってもらえないか」と現金の調達を無心されている。

 事業計画書や事業の安定性も含めて、信頼できそうだと思っても、外部から資金を調達することは極めてリスクが高いと言わざるを得ない。というのは、金融機関から見れば金員を貸したのはA氏であり、A氏はB氏からのお金が返ってくることを前提にお金を借りていても、B氏からお金が勝ってこなくとも、金融機関は督促を待ってくれないとことになる
からである。
 あくまで、出資をするのであれば、手元のお金に限る。少なくともその原則を維持すれば都内一等地の不動産を手放す事態は起きなかったと思われる。

ポイント3:余剰資金とは現金の10分1ぐらいに留めよう

 仮に出資をするにしても余剰資金でやりましょうと言って余剰資金を全額投入する人が少なからずいらっしゃる。これも危険な行為。万が一、失敗した際に全財産を失う可能性があるからだ。
 この場合、余剰資金とは現金で貯めた貯金(現金)全額を指すのではなく、例えば、100万円の貯金があるのであれば、10万円ぐらいなら余剰資金の範囲と考えても良いだろう。

ポイント4:事業ではなく人を見よう

 上記の例では、知人の紹介で事業家のB氏と知り合ったという。こうした出資案件では事業ではなく、人が肝心であるといえよう。詐欺師は詳細に出来た事業計画書をあなたに提示するケースがほとんどである。
 ところが、多くのケースでは、その業界に精通していないかぎり、事業計画書の正当性など分からないケースがほとんどである。そこで、紹介者の存在が重要であるといえる。えてして、紹介者は
「私も騙された」
とか
「私も投資していました・・・」

今回のケースでAさんにBさんを紹介した「知人」がグルかどうかは分かりません。ただ、この知人はそもそも信用できる人なのだろうか?折角の人間関係をこの様な詐欺案件で終了させないためにも出資先の人間力を見ることが肝心である。

ポイント5:複数人に出資をさせるのは要注意

 複数人に出資を呼び掛けているのは要注意である。一回の出資額が少ないいわゆる「小口で済みますよ」というのは詐欺師の常套文句と言ってよいだろう。逆に多くの出資を必要とする案件、即ち一人5000万円の出資が100人分、必要ですと言った規模の案件は、恐らく個人の方ではなく上場会社や大企業に対し、もたらされる案件であろう。
 そうした案件は100%、個人に対してはないと考えてよい。
 総資金額が少額で出資もあなた一人という案件であれば、詐欺の可能性は少し低いと言える。今回のケースでは出資額が1億以上ともはや少額ではないので、怪しい案件であるといえるだろう。

ポイント6:出資先の住所や法人名、代表者を把握しよう

 「騙された」と思ってから名刺に書かれていた住所を調べたらバーチャルオフィスだった、もぬけの殻だったというケースがほとんだ。最初から詐欺を行おうとする人は

会社を潰すまでのストーリーが事前に完ぺきに練られている

 という事実を知っておく必要がある。詐欺師は最初から逃げ切れるように事前に準備をしているのである。
 騙されたと気づいてからオフィスを調べたら「バーチャルオフィスだった」というのは事前に調べることで防ぐことが出来る。

 最低限、出資をする際には代表者や本社がある場所を登記簿といった資料から取り寄せることが出来るので調査すべきだろう。上記の例では残念ながらAさんがこうした調査を行っている事実は窺えない。

いかがだっただろうか?詐欺師に出資をして泣くのはあなたである。もし今後、あなたに「うまい話がある」と言って近づく人がいれば、上記の6つのポイントを思い返していただき、該当するケースがあれば「断る」のも一つの大きな決断である。

(文責:定年生活事務局)
 
 



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