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2021年4月から商品の金額が消費税を含む総額表示が義務付けられます

2021/3/1 

早いもので2021年も3月になりました。既に国税庁からも発表されていますが、2021年4月より、商品の金額を表示する際に、消費税を含むんだ金額を表示するように義務付けられるようになりました。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6902.htm
(国税庁HP)

これまでは以下の表示も特例で認められていました。

・1,000円(税抜)
・1,000円(税別)
・1,000円(税抜価格)
・1,000円(税別価格)
・1,000円(本体価格)
・1,000円+税
・1,000円+消費税
・※表示価格は税抜です
・※価格はすべて税別価格です

 しかし、2021年4月1日以降は、値札やチラシなどにおいて、商品やサービスの価格を表示するときに、消費税額を含めた価格を記載しなければなりません

総額表示の目的は?

 そもそも4月1日から総額表示に切り替える理由は何でしょうか?これをご覧の方をこの様なご経験はありませんか?

 1000円の商品と1040円の商品を購入したが実は前者は税抜価格で後者が税込価格で後者の方が安かった

 今回の総額表示義務制度はこうした消費者を混乱させる表示を回避し、商品の金額比較をしやすくする目的があります。

 財務省のHPでも「総額表示の義務付け」は、商品の比較をしづらいといった状況を解消するために、消費者が値札等を見れば「消費税相当額を含む支払総額」が一目で分かるようにするためのものと説明されています。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/sougakuhyoji_gaiyou.htm

 結果、総額表示を義務化することによって、消費者が商品やサービスの購入を検討する際、すべての価格が税込表示されている状態になります。

具体的な表示例

例えば、次に掲げるような表示が「総額表示」に該当します(例示の取引は標準税率10%が適用されるものとして記載しています。)。以下の様な表示であれば総額表示に対する違反にはならないということです。

・11,000円
・11,000円(税込)
・11,000円(税抜価格10,000円)
・11,000円(うち消費税額等1,000円)
・11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)

表示のポイント

 支払総額である「11,000円」さえ表示されていればよく、「消費税額等」や「税抜価格」が表示されていても構いません。今回、対象となる価格表示は、商品本体による表示(商品に添付又は貼付される値札等)、店頭における表示、チラシ広告、新聞・テレビによる広告など、消費者に対して行われる価格表示であれば、それがどのような表示媒体により行われるものであるかを問わず、総額表示が義務付けられます。
 なお口頭の場合には対象から外れますので注意してください。

罰則はない

 「総額表示義務」を違反した際の罰則は、定められていません。そのため、価格を総額表示しなくても、消費税法違反で処罰はされません。

しかし、消費者から見ると、紛らわしい表示であることは間違いありません。消費税における「総額表示義務」に対応した価格表示がされているお店で買い物をするようにしたいですね。

(文責:定年生活編集部)
参考文献:本文中に引用のもの
 



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