新型コロナの影響で人口減が加速する一方、肺炎による死亡者数は減少!
2021/6/10厚生労働省は2021年6月4日、2020年の人口動態統計を発表しました。生まれた子供の数(出生数)を840,832人で、5年連続で過去最少を記録しました。1人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す合計特殊出生率も1.34で5年連続の低下となりました。
死亡数から出生数を引いた人口の自然減は531,816人と過去最大になりました。
45歳以上の母親が増加するも・・・
母親の年齢を見ると、45歳以上の母親数がわずかに上昇するも、44歳以下はすべての年代で減少している事実が変わりました。これは若年層の母親が減少していることを意味します。
全体の死亡者数は137万2648人と、11年ぶりに減少するも、出生者数が大きく減少したので人口の自然減が50万人を超えたことも分かりました。わが国では、出産の前に結婚をしてから出産をする方が多いのですがその婚姻件数は520,490組と過去、最小でした。
一方で、2020年の妊娠数は872,000件と前期より5%程度の減少にとどまっており、この様に見ると。婚姻数の減少が、出産数の減少に大きく影響しているものと思われます。
新型コロナによる死者は3,466人。肺炎による死者数は減少
新型コロナウイルスによる死亡数は3,466人でした。一方で「肺炎」で死亡した死亡数は17,073人減少。定年生活では、既に「コロナ禍でも死者は減少 「老衰死」伸長、少子化は加速」という記事で同様の内容をお伝えしていますが、その状況がさらに進んでいると言えるでしょう。
そこでは、2019年の「86万ショック」をさらに押し下げ84万人前後になるのは確実。今年はコロナ禍で75万人前後まで落ち込み、以降も大幅減少が続くことが予想されますと述べました。
2021年の予想は75万人前後と言われていますが今後、社会保障の担い手が急減するkとは確実です。予想を上回る出産があることを願ってやみません。(文責:定年生活編集部)
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