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新型コロナウイルス・デルタ株、米CDCが感染力は水痘並みと発表

2021/8/2 

日本国内外で猛威を振るうデルタ株について、ワクチン接種済みの人を介して拡散するリスクが従来の想定より高いことが判明しました。こうした結果を受けて、感染者数が再び増加傾向を示す中、海外では、ワクチン接種者に対してもマスク着用やワクチン接種を義務付ける動きが官民で広がっています。

 アメリカのCDCは、が30日に公表した調査報告によると、東部マサチューセッツ州バーンズタブル郡で最近、開催された大規模な催しに参加し、新型コロナに感染した469人のうち、74%はワクチン接種を終えていました。さらに、詳しい検査を受けた感染者の90%からデルタ株が検出されたとのことです。

 CDCについて馴染みの少ない方も多いかもしれませんが、1946年に創設され、アメリカ国内・国外を問わず人々の健康と安全の保護を主導する立場にあるアメリカ合衆国連邦政府の機関です。本センターより勧告される文書は非常に多くの文献やデータの収集結果を元に作成・発表されるため、世界共通ルール(世界標準)と見なされるほどの影響力を持つとされています。
 そんなCDCが、ワクチン接種者についてもマスクを着用を義務付けるように従来の方針を変更しました。なぜでしょうか?今回は大きく変異した新型コロナウイルスについてCDCからの方法をもとに客観的にお伝えしたいと思います。

水痘並みの感染力があるデルタ株

 ワクチン接種済みの人が感染することを「ブレイクスルー感染」と呼びます。このブレイクスルー感染は以前考えられていたようにまれではなく、今では接種済みの米国人1億6200万人のうち、週に3万5000人が感染して症状を示している要因となっているとCDCは発表しています。

またCDCによる調査結果ではありませんが、従来の新型ウイルスの感染力は風邪と同程度だったが、デルタ株は感染者1人が平均8人に感染させると推計されています。これは水痘と同程度の感染力とされています。
 また1人から何人に感染をさせるかという「実効再生産数」におきかえるとこの数値は8.0という数字になります。一般に1以上になると感染拡大すると言われており、この8.0の感染力で1以下にするには単純計算で0.125以下に抑え込む必要があるとされます。

 また水痘・帯状疱疹ウイルスは感染力が非常に強く、感染者の唾液や発疹から出た浸出液などに含まれるウイルスは、容易に他者へと感染します。水痘・帯状疱疹ウイルスは一般的な感染症に多い飛沫感染や接触感染だけでなく、空気感染も起こし得るのが特徴とされています。

ワクチン接種者も他人に感染させる・・・

 ワシントン・ポスト紙などが報じたCDCの内部文書によると、ワクチン未接種の人は接種済みの人と比べ、人口当たりの感染者数は8倍、入院患者数や死者数は25倍に上り、ワクチンの効果自体は確認されています。一方で文書は、接種済みでもいったん感染すれば「他人に感染させるリスクは、未接種の人と変わらない可能性がある」とも指摘しています。

一方で、ワクチンの推定の有効性は国によって異なるが、CDCの推定によると、ワクチン接種済みの人の重症化・死亡のリスクは10分の1以下に、感染に対しては少なくとも67%の効果があるとされています。

まとめるとワクチン接種後もマスクは必須、接種の効果としては死亡・重症化を防ぐことが出来ると言えそうです。

(文責:定年生活編集部)



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