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新型コロナウイルス感染者激増×大規模水害 まさに今どこで起きてもおかしくない複合災害への備え方

2021/8/18 

2021年8月11日から佐賀県を中心に降り始めた大雨は九州北部、中国・山陰そして近畿、長野と広範囲また長期にわたり降り続き、現在(8月15日現在)もやむ気配がありません。一方で、新型コロナウイルスの感染者数も大幅に増大。東京都の重症者数は2021年8月15日、251名と過去最大数になっています。東京都の小池知事はこのコロナと大雨が「複合災害」と呼んでいます。

 特に大雨は2017年から毎年のように甚大な被害を与えていあmす。少し振り返ってみましょう。
 2017年7月5日から6日にかけて福岡県と大分県を中心とする九州北部で集中豪雨が発生しました。福岡県朝倉市朝倉では3日間で、616.0mm(7月7日6時0分まで)という観測史上1位を更新する集中豪雨を記録しました。
 2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で記録された、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨を記録。7月6日17時10分に長崎・福岡・佐賀の3県に大雨特別警報が発表され、続いて19時40分に広島・岡山・鳥取、22時50分に京都・兵庫と、1日で8府県に大雨特別警報が発表されることに。さらに翌7日12時50分には岐阜県、翌8日5時50分には高知、愛媛の2県にも大雨特別警報が発表され、最終的に運用を開始して以来最多となる計11府県で大雨特別警報が発表されました。
 この豪雨により、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者数が200人を超える甚大な災害に。また、全国で上水道や通信といったライフラインに被害が及んだほか、交通障害が広域的に発生する大水害となりました。

 2019年には令和元年房総半島台風と呼ばれる最強クラスの台風が千葉県を直撃。千葉県内で送電塔2本と電柱84本が倒壊したほか、推計約2000本の電柱が損傷。神奈川県と千葉県を中心に9日時点で93万戸が停電。関東の広域で停電が発生したが、特に千葉県内では野田市、我孫子市、浦安市の3市以外の全ての自治体で停電が発生し、9日午前8時のピーク時で約64万戸に及びました。

 その後の復旧に時間を要したことにより、停電は異例の長期に及びました。10日以上過ぎた17日では、6万戸あまりで停電が続くなど、電気インフラなどにも大きな影響を与えました。また鋸南町を中心に一軒家の多くの屋根瓦が吹き飛び、応急のブルーシートが被せられる等、甚大な被害が生じ、今もなお、復旧が出来ていない状況です。

 2020年は新型コロナウイルスによる被害が拡大する中、2020年7月4日から5日にかけて熊本県南部地方に集中豪雨が降り、球磨川が氾濫しました。
 そして2021年。8月14日午前10時までに観測された72時間雨量の最大値は、佐賀県嬉野市で912ミリ、長崎県の雲仙岳で848・5ミリ、福岡県久留米市で712・5ミリなど、それぞれ観測史上最大と記録しています。

避難所の小学校も浸水

 コロナ禍の複合災害対策。もしも明日、豪雨・洪水、大地震、火山噴火など自然災害が起こったら私たちはどうすべきでしょうか?まず、複合災害とは、「複合災害」とは文字通り、複数の災害が同時に、あるいは時期をおかずに発生することを言います。自然災害が頻発する日本にとって複合災害に対する備えは、防災における最重要課題とも言われています。

 今回は、大雨×コロナという問題が起きました。しかし複合災害は3つ、4つという災害が同時に起きることも否定できません。大雨×コロナ×大地震、や原子力災害といったケースです。既に今年も大雨による避難所の水没という予期せぬ災害が起きています。

避難者渋滞、避難所不足が発生~生き延びるため・長期孤立への備えを

 複合再災害以前にもはや自然災害で避難所が水没するといった事態が私たちに示唆することは自身の力で長期間、孤立しても生き抜く力を備えることだと言えます。
 現在、政府は、災害時に備えて、食料・飲料・生活必需品を普段から備蓄しておくよう推奨しています。中でも生き延びるための備蓄として重要なのは、3日分の飲料、非常食などです。大規模災害を考えると、これらの備蓄が1週間分あるのが望ましいともされています。



特に今回は大規模災害に襲われた際の「トイレ」に着目したいと思います。排便というのは生理現象でコントロールできないことに加えて、災害時には以下の様な問題が起きると言われています。

●断水や排水管の破損等により、多くの水洗トイレが使えなくなる
●断水したトイレで用を足してしまい、汚物が溜まる
●汚水・し尿処理が停滞し、衛生状態が悪化する
●要配慮者(障害者、女性や子ども、高齢者等)はそれぞれのトイレニーズがあり、トイレの使 用を敬遠したり、そもそも使用できない場合があ る
●トイレの使用を敬遠した被災者が飲食を控えるようになることで、エコノミークラス症候群等 の体調不良に陥り、最悪の場合「関連死」に至る

 実際に以下の動画では、災害時のトイレの問題を紹介しています。

 さらに問題なのはトイレが使えなくなることで汚水が溢れてしまい。結果、感染症が広がってしまうことが考えられます。ここで

新型コロナウイルスによる感染症×汚水による感染症

 という複合災害が起きるのです。
 さらに私たちはトイレに入った途端、汚水まみれになった光景を見て、あまりの衝撃にトイレを自重する人が増えるということは失禁する方が増えかねないので避けたい事態です。

 そこで今回、ご紹介するのが3枚の簡易トイレが入った防災グッズです。



 この簡易トイレは給水シートの中に水分を閉じ込めるので、蒸発を防ぎ、時間がたっても臭いの発生を抑えることが出来るのが特徴です。
 さらに今回のグッズではポータブルウォシュレットもついてきます。

 私たちの生活で欠かせないウォシュレット。しかし複合災害で断水をしている状況では当然、ウォシュレットも使えません。
 そこで、このポータブルウォシュレットの出番です。
 一般的なペットボトルの口径にあっており、梱包されている飲料水を使って使用することが出来るのです。

 災害時に大問題になるトイレ事情。
 まずはこうした観点から備えておくことは重要でしょう。

(文責:定年生活編集部)




 


 



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