年末にむけて「ふるさと納税」を始めてみたいと思う方もいらっしゃると思います。ただ、寄付金が10,000円を超えるケースが多く、「ちょっと高いな」と感じて、寄付を躊躇される方も少なくないと思います。
　
　今回は1,000円から始められ且つ、素敵な返礼品も受け取れる「ふるさと納税」をご紹介したいと思います。

別海りょウシくんマスクケース（寄付金額１，０００円：北海道別海町）

　2021年は、新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。度重なる外出自粛に外食もアルコール提供が制限される期間が続きました（2021年10月14日現在）。

　また制限が課される外食時の新マナーである「黙食・マスク飲食」。食事中でも話すときはマスクを着用するのが常識となりつつありますが、お食事中に外したマスクをどうしていますか?
　マスクをテーブルの上に直置きしてしまうのは、コロナウイルス感染再拡大にもつながりかねないマナー違反です。そこで、お食事以外の様々なシーンに置かれましても、最低限のエチケットとしてマストアイテム「マスクケース」。

　北海道・別海町のご当地キャラクター「別海りょウシくん」をデザインにしたマスクケースが誕生。寄付金額は１，０００円からですので取り組みやすいといえるでしょう。
　別海町は北海道の東部に位置し、東京23区の2倍以上にもなる広大な面積と、ラムサール条約湿地に登録されている「野付半島」や「風蓮湖」など豊かな自然環境を有する酪農と漁業のまちです。生乳生産量は「日本一」らしくウシのマスコットをモチーフにしたマスクケースです。

御嵩町出生の戦国最強の武将「可児才蔵」の手ぬぐい（寄付金額１，５００円：岐阜県御嵩町）

　可児才蔵という戦国武将をご存知でしょうか？
　可児才蔵は、御嵩町出身と伝えられる武将です。御嵩町の古刹・願興寺の寺記『大寺記』によれば、柴田勝家、明智光秀、前田利家らに仕えたのち、秀吉の甥・秀次に仕えました。しかし、小牧・長久手の戦いで秀次が徳川家康に大敗を喫すると出奔。
　当時の伊予の大名であった福島正則に仕官します。

　福島正則は母が、豊臣秀吉の実母の妹であったことから一門衆として厚遇されます。清洲城主となった福島家は関ケ原の戦いで徳川家康の東軍の先陣を切ります。槍大将であった才蔵は笹の指物を背負って戦い、討ち取った敵の首に笹の葉を咥えさせました。
　戦いの後、全ての首を確認した結果17の首から笹の葉が見つかり、これを知った徳川家康から称賛され、『笹の才蔵』の通り名を与えられたとされています。

　関が原は東軍の勝利に終わり、福島正則は清州24万石から広島城主49万石と大出世をすることになり可児才蔵も広島に同行します。才蔵は若いころから愛宕権現を厚く信仰していたため、「我は愛宕権現の縁日に死なん」と予言していたそうです。その予言通り、慶長18年（1613年）6月24日の愛宕権現の縁日の日に亡くなります。

　そんな「可児才蔵」の手ぬぐいです。手ぬぐいは、「ハンカチ」や「タオル」として使用したり、また、お弁当包みやペットボトル包みに活用したりなど、様々なものにご活用いただけます。 綿100%でちょっとしたお土産やプレゼントにお勧めです。

　可児才蔵の手ぬぐいを返礼品とする岐阜県御嵩町は、岐阜県中南部に位置する、面積56.69平方キロメートル、人口1万9000人ほどの町です。
　歴史好きの方には見逃せない返礼品ですね！

特別栽培米「水源のしずく」（寄付金額２，０００円：高知県三原村）

3つ目の返礼品は、「水源のしずく」というお米です。

　水源のしずくとは、三原村の生産者6名が特別栽培(地域の慣行レベルに対して節減対象農薬の使用回数が5割以下また窒素成分量が5割以下で栽培されたお米)で収穫したお米を食味計で80点(全国平均75点)以上のお米のことです。

　お米ですから調理方法は様々です。
　寄付先の三原村は、標高120～200mの高原盆地に位置し、寒暖の差や良質な水に恵まれた米どころとして知られています。
　寄付金が2000円からで、2合(300g)真空パックにして郵便ポストにお届けします。コロナ時代に配達の方と対面で受け取りをしなくても済むのもポイントです。

　いかがでしたでしょうか？これ以外にも1,000円から2,000円程度の寄付で受けられる返礼品が多くあります。
　ぜひ、さとふるで見つけてみてください。

（文責：定年生活編集部）

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