独学で取得した資格ランキング。1位は「簿記」
2021/10/22株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、働く男女500人を対象に「独学で取得した資格に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちらからご覧いただけます。
https://media.bizhits.co.jp/archives/19433)【調査概要】
調査対象:独学で資格を取得したことがある方
調査日:2021年9月7日~18日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性321人/男性179人)独学で資格を取る人は女性の方が多い・・・
ビズヒッツの調査によれば、独学で資格を取る方は圧倒的に女性が多いということです。
年代は30代・40代が全体の6割を占める一方、50代以上の方も10%以上を占めています。
ただ、女性が多い状況はあまり変わらないものと思われます。独学で取得した資格1位は「簿記」
独学で取得した資格の名前を聞いています。
もっとも多いのは「簿記」でした。他の資格の追随を許さぬ圧倒的な人気です。女性が多く、経理などの仕事で必要ということで取得される方が多いのでしょう。
(画像をクリックするとリンク先に飛びます)
ファイナンシャルプランナー(FP)も人気です。保険会社でも必要ですし、人生100年時代などのテーまでインターネットを検索するとファーナンシャルプランナーさんの記事をよく見かけます。少子高齢化時代のライフプランを考えるうえでも必要と言えるでしょう。
また宅地建物取引士も人気です。従前は宅地建物取引主任者という名称でしたが、宅地建物取引士と名称が変更。弁護士など他の法律資格と響きが統一されたことに加え、不動産取引は、宅地建物取引士でないと行えないため、人気の資格です。
60代の男性で、仕事が多忙だったので、通勤時間や時間に余裕のあるときにマイペースでできる独学を宅地建物取引士を取得された方もいらっしゃいます。
勉強方法は「市販のテキスト」
「市販のテキストで勉強したあと、過去問や問題集に取り組んだ」「過去問のわからないところはテキストで確認しながら進めた」と、他の教材と合わせて勉強した人も多くいました。
独学で学ぶための勉強方法を聞いています。もっとも多いのは「市販のテキスト」で、回答者の8割以上を占めています。一方で、問題演習の王道である過去問を使う人は意外に少ない一方、こんな声もありました。
・半年間、市販の参考書で勉強した。残りの半年間は過去問をひたすら解いた(30代男性、司法書士を取得)
司法書士クラスになると、テキストを読んだだけでは合格は覚束ないので問題演習は必須と言えるでしょう。その意味では独学でテキストを読んで合格するのは、そのレベルの資格と考えておく必要があるようです。
独学を選んだ理由は「安さ」
独学で資格を取得した人は、どうして「独学」という手段を選んだのでしょうか。
一番多い回答は「安くすむ」でした。
その理由も以下の回答が示唆しています。
「さほど難しい資格ではなく、ネットでも「独学で取得可能」と出ていたのでスクールや通信教育は利用しませんでした(20代男性、FP3級を取得)
やはり、独学で取得可能な資格だからこそ、独学で挑むというスタイルをここでも垣間見ることが出来ます。
他にも
・メジャーな資格ではないため、スクールや通信教育が充実していなかった(20代女性、品質管理検定2級を取得)
・近くに勉強する場所がなかった(40代女性、韓国語能力試験1級を取得)
・秘書検定ができたばかりでスクールが存在せず、内容的にもさほど難しいものではなかったから(50代女性、秘書検定2級を取得)という声がありました。
適切なスクールがなかったので独学で合格したという努力家も少なくないことが分かります。スキマ時間の活用で・・・
市販の教科書を活用する声も多い一方で、この様に、アプリでスキマ時間に学習している人も。
独学で仕事と両立しながら資格取得を目指す場合、スキマ時間の活用はある意味、当然です。
通勤中はスマホのアプリで勉強しながら、宅地建物取引士を取得された方もいらっしゃるようです。最近では以下の様なスマホを活用しながら資格を取得を目指すサービスも生まれています。みなさまに合う勉強スタイルで資格取得を実現されることをお祈り申し上げます。
(文責:定年生活編集部)
本記事はビズヒッツ【独学で取得した資格ランキング】男女500人アンケート調査を引用し、作成をしています。
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