新型コロナの影響で輸入が減っている方が多いと思います。一方、年収800万円や1000万円あるような人でも、貯金がない人が結構多いです。それは社会的な問題にもなっているので、おそらく多くの方はご存知かもしれませんね。
しかし、年収800万円とか1000万円といった収入は相当にハイステータス。そんな属性の方がなぜ、そんなことになってしまうのか？

パーキンソンの法則という言葉をご存知でしょうか？

パーキンソンの法則とは

１・仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する

２・支出の額は収入の額に達するまで膨張する

この２つから成り立っている法則です。

１の方を、パーキンソンの第１法則といい
２の方を、パーキンソンの第２法則といいます。

もしあなたが夏休みの宿題をいつもギリギリに仕上げていたならまさしくそれです！

　例えばあなたが、サラリーマン時代、繁忙期以外は、午前中に終わってしまいそうな仕事の量を、退社時間ギリギリまでやっていました。
つまり、完成のために与えられた時間を全て使って、だらだらと仕事をこなして、終わらせていたということです。

しかもパーキンソンの第1法則はこんなことも言っています。

「組織は人が増えると増えただけ不要な仕事を作り、組織が無駄に肥大化する」

「人が増えると近郊のためあるいは仕事のための仕事が増える」

これはまさしくその通りです！

組織は人が増えれば増えるほど、事前の根回しが必要になったり、ゴマを擦らなければならなかったり、

「無駄な作業が増えるんです！」

　プロ野球に興味がある方ですとご存知かも知れませんが、読売ジャイアンツは若手を育てるのが下手と言われます。
　これを解消するために三軍という組織を作りました。

　組織を作った以上、管理者が必要ですので、三軍監督やコーチを雇う必要があります。
　結果、2021年の読売ジャイアンツのコーチの人数は実に29人！
　若手が育つと言われるソフトバンクですら24人ですからかなり多く、且つ若手選手は育っていない。

　こう考えると、組織は大きくなると無駄が増える象徴ともいえるでしょう。

次は、パーキンソンの第2法則です。

２・支出の額は収入の額に達するまで膨張する

お金があると使ってしまっている！のが現状なんです。
例えば、飲み歩いている人もいますし、豪華な食事に行っている人もいます。

人との交流でお金を使っている人もいますし、良い家に住むことにお金を使っている人もいます。
どれもその人の価値観を満たすためのものなので仕方がないといえば仕方がないのですが、人はお金があると使ってしまうものなんですね。

だから年収1000万円あったとしても貯金がない人が多いのです。
つまり、1000万円の収入がっても支出は同じだと、貯金は出来なくなります。

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（文責：定年生活編集部）