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【PR】技術系資格は電気系がオススメ!定年後の再就職にも役立つ資格3選

2023/3/14 

技術系資格は電気系が良い?

定年後あるいは定年退職後を見据えて起業或いは副業として資格取得を目指す方も多いでしょう。どうせ目指すなら、受験勉強時間が少なく、取得後は副業や転職に役立つ資格が良い。こう考える方は少なくないと思います。

今回はそんなコストパフォーマンスが高い資格としてオススメな「電気関連資格」について3つ、ご紹介したいと思います。

オススメ資格その1:第2種電気工事士

 まずはじめにご紹介するのが「第二種電気工事士」です。電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によって一定範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する資格です。
 電気工事士は、第一種電気工事士、第二種電気工事士の2種類の資格が定められております。

 この、第一種電気工事士と第二種電気工事士の最大の違いは、工事を担当できる範囲の広さが違うことです。
 第1種電気工事の場合、以下の工事が出来ます。
 一般用電気工作物:一般家庭、商店等の屋内配電設備等
 自家用電気工作物:ビル、工場等の需要設備(最大電力500kW未満
※非常用予備発電装置は需要設備の附帯設備として需要設備の範疇に含まれます。

 分かりやすくいえば、大規模施設の電気工事と考えて良いでしょう。

 一方で、第2種電気工事士は
一般住宅や小規模な店舗、事業所などのように、電力会社から低圧(600ボルト以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事の作業に従事することができます。

 イメージとして、自宅のエアコンの交換工事をイメージすると良いと思います。

 第2種電気工事士を取得すると、ご自身やお知り合いのエアコン交換などもスムーズに行えるようになることが期待されます。
 そんな電気工事士試験は学科試験と実技試験があります。それぞれ40時間程度の勉強で良く、合計80時間程度の勉強時間を見ておけば良いとされています。

勉強時間免除制度
学科試験40時間あり
実技試験40時間なし

※免除制度とは、前回の学科試験に合格した方および電気主任技術者免状取得者、前述に加え、高等学校以上の学校において、電気工事士法で定める課程を修めて卒業した方も学科試験免除対象者となります。

第二種電気工事士は独学で受験できる?

 では第2種電気工事士を受験するのは独学が良いでしょうか?上述の通り、80時間程度の勉強時間で合格できるのであれば、「独学で頑張ろう!」という方もいらっしゃると思います。
 結論から言えば、学科試験は独学でも行けるが実技試験は通学の方が効率的となります。

 その理由は、参考書の種類が多いため、自分に合ったテキストを選んで勉強することが可能です。しかし、練習材料をホームセンターなどで探す際に時間がかかるケースが多いです。
 そこで、オススメなのが、試験当日に使える電線、器具などがすべて用意した試験対策セットを購入する方法です。

 ご紹介する電池屋の第二種電気工事士技能試験の対策材料セット「電工石火シリーズ」。第二種電気工事士技能試験技能試験に必要な道具が揃っています。
 電線は、公表問題全13問をすべて練習できます。スイッチ類、ランプレセプタクル、コンセント類等は問題ごとに使い回し(練習後に電線を取り外し)することで、コストパフォーマンスの高いセットになっています。リングスリーブやゴムブッシングなどの消耗品は、問題分全部入っています。



 学科試験には合格した方、実技試験の道具を効率的に取得したい方におススメです。

オススメ資格その2:二級ボイラー技士

 ビルやマンションなど、建物の空調管理を担うボイラー技士。資格がなければボイラーの取扱いが許されません。そのため、有資格者は空調設備のある建物管理に必須の存在です。定年後の資格として、ボイラー技士を目指すなら、まずは二級からチャレンジすることをおススメします。それは単に試験が難しいだけでなく、一級や特級は受験資格の条件が厳しいためです。
 いきなり一級ボイラー技士を受験する場合、以下のどれかに該当しないと申し込みすらできません。

・大学や高等専門学校、高校、専門学校でボイラーに関する学科を履修し、1年以上の実地修習を経験した方
・エネルギー管理士(熱)免状を持っており、1年以上の実地修習を経験した方
・海抜士(機関1級~3級)免許を受けた方
・ボイラー・タービン主任技術者(1種又は2種)免状、または汽かん係員試験に合格しており、伝熱面積の合計が25平方メートル以上のボイラーを取り扱った経験がある方

 まずは二級ボイラー技士から目指しましょう。
 二級ボイラー技士免許試験は、全40問・五肢択一(マークシート方式)による筆記試験です。試験科目・出題数・試験時間・合格基準は、下表のとおりです。

試験科目出題数
ボイラーの構造に関する知識10問
ボイラーの取り扱いに関する知識10問
燃料及び燃焼に関する知識10問
関係法令10問
合格基準各科目の40%以上でかつ全科目の60%以上

二級ボイラー技士は独学で合格出来る?

 二級ボイラー技士に関わらず、以下に該当する方は独学より通信教育などを受けるの良い良いでしょう。

日々の仕事が忙しく、勉強できる時間を十分に取れない
1回で合格する必要がある
勉強にかけられる期間が短い

 一つでも当てはまる方は独学は避けたほうが良いでしょう。
 今回、御紹介するユーキャンの二級ボイラー技士講座は以下の特徴があります。

・専門的な内容もかみ砕いて丁寧に解説されたテキスト
・問題集と重要用語集を1冊にまとめたオリジナルの副教材つき。知識の整理や本番前の見直しにピッタリ
・標準学習期間は6ヵ月です。もし期間内に学習が終わらなくても、受講開始から12ヵ月までは、添削・質問などすべての指導サポートが受けられます。

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初心者が独学で学ぶ場合、必要な勉強時間は100~200時間といわれています。
勉強時間が1日3時間ならば1カ月~2カ月、1日2時間なら1カ月半~3カ月必要です。

オススメ資格その3:電験3種

 最後にご紹介をする「電験3種」です。電験三種の正式名称は、「第三種電気主任技術者試験」です。

 これは上二つの資格と違って、少し勉強時間が必要で概ね1000時間は必要と言われています。
 電験3種とは、工場などに設置する一定規模内の電気工作物に対し、電気が安全に使用されるよう工事の保安や監督・運営を行うための資格です。

 具体的な作業内容は、電圧や電流の計測・記録、漏電防止に欠かせない絶縁体の抵抗の測定、配線のネジの確認、非常用発電機の点検などを行います。些細な不具合でも、見逃せば重大な事故を招きかねません。事故防止において重要な役割を担う業務です。

電験三種の難易度は高い

 電験三種の難易度は正直、高い試験です。合格率は10%程度とされています。ただし、電験三種試験では4科目に合格することが必要ですが、前年度および前々年度に合格した科目が申請することで免除になる「科目別合格制度」という制度があります。
 試験は、理論・電力・機械・法規の4科目から出題されますが、年ごとに、科目ごとに合格を目指すことも可能です。
 ご参考までにこれまでの合格率と合格者とかも科目別合格者数です。

年度受験者数全科目合格率科目合格者
2022年33,786名8.3%(2793人)29.4%(9,930人)
2021年37,765人11.5%(4,357人)32.5%(12,278人)
2020年
39,010人9.8%(3,836人)30.0%(11,686人)
2019年41,543人9.3%(3,879人)32.1%(13,318人)
2018年42,976人9.1%(3,918人)28.7%(12,335人)

参考:一般財団法人 電気技術者試験センター:試験結果情報

各科目で60点以上取れば合格できる

 電験三種では、理論・電力・機械・法規の4科目から出題されます。合格基準は原則として60点以上(満点は100点)です。が年によっては難易度にばらつきがあり、60点以下の年もあります。年度別の合格点は以下の通りです。

年度理論電気機械法規
2022年60606060
2021年60606060
2020年60606060
2019年55606049
2018年55555551

参考:一般財団法人 電気技術者試験センター:試験結果情報

 2020年から3年間は60点が合格点となっていることからも難易度が一定と思われます。

数学の勉強がとても重要

 試験科目について見ていきましょう。

 電験三種のうち、もっとも難易度が高い科目は理論です。理論は他の3科目の基礎となる科目で、電気の性質や電気回路、電子回路などに関する幅広い知識が求められます。計算問題が非常に多いため、数学の知識も欠かせません。初めて電験三種に挑む人は、理論と数学の勉強から始めましょう。

 電力は、発電所・変電所の設計・運転、送配電線路や電気材料といった電力系統全般を扱う科目です。機械では、変圧器などの電気機器、パワーエレクトロニクス、照明やデジタル回路など機械や回路に関する知識が問われます。
 法規で扱う内容は電気事業法や電気用品安全法などの法律や省令です。暗記も必要ですが、他の3科目を理解していないと解けない計算問題が出題されるため、最後に学ぶほうが効率的です。

 この様に見ていくと数学の知識が必須です。数学が久々という方はゆ「ユーキャンの電験三種講座」を受講し、その中にあるサブテキストの「やさしい数学」を使って数学を勉強するのがオススメです。
 テキストでは、高校(理系)で習った数学をやさしく解説していますので数学の勉強は高校以来という方でも安心です。

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 今回は電気関係の資格取得について概説しました。電気関連の資格は需要と比較して供給数が少なく、取得をすると重宝されることが間違いない資格です。
 そういった意味でコストパフォーマンスの良い資格です。
 ちょっと難易度の高い資格もありますが、今後の転職や独立を考えている方のご参考になれば幸いです。



(文責:定年生活編集部)



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