【PR】土地家屋調査士試験受験を始める前に読みたいオススメ法学入門書
2025/10/20土地家屋調査士試験では広範な法律知識が要求される
土地家屋調査士試験は、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法を使って択一問題の解答した上で数学的な知識を使って図面を書く試験という法学的な知識と工学的な知識の双方を求められる試験と言えます。主たる科目である不動産登記法の理解には、登記令、規則、準則とかなり深い知識が要求されます。
加えて、不動産登記法を理解するには民法の知識や試験科目ではありませんが、行政法や民事訴訟法などの法律の運用知識が前提として必要であったりします。土地家屋調査士試験の合格者は様々な学部出身の方がいます。文系学部と理系学部の出身者の割合はほぼ同じくらいで、特に土木系統の学部が多い傾向にあるといわれています。
法学部出身者の方でない方には土地家屋調査士試験受験が初めて法律学に触れるという方も多いかと思います。そんな方が法律の荒波の
条文の読み方 有斐閣
(出典:amazon)
法律を学ぶ大前提の知識と条文中の基本用語を丁寧に解説する書籍です。
初めて法律を読む人や条文の読み方に苦戦している人におすすめの本です。資格取得のための勉強は主に条文の解釈が中心になりますが、法律の条文というのは独特な用語が多いので基本的な読み方が理解できないと、「何を言っているのか分からない」という状態になりがちです。
この本では「及び」「並びに」といった法律で使われる用語のルールを具体的な条文を用いて分かりやすく解説しています。
もちろん、法律の構造や全体像などの基礎知識も解説されていますので、この本を読むとその後の資格試験の勉強がぐっと楽になることでしょう。この書籍は内閣法制局勤務の方が執筆していますので、
PR表記
三ケ月章著 法学入門
(出展:amazon)
本書はその名の通り、これから法律学を学ぼうとするもののために民事訴訟法の大家である三ケ月章が書いた法学入門書です。対象はこれから法学を専門的に学ぶ前の大学1年生を対象にしています。
本書の著者である三ケ月先生は東大法学部を卒業後、長く民事訴訟法を専攻されていました。東京大学を定年退官する教官がその年に「法学入門」を担当するのが習わしとなっており、その際の講義ノートが本書の土台になっています。そのため法を学ぶ上で是非とも知っておきたい事項や、法律学への向き合い方などが非常に読みやすく書かれています。またこの本は、法学を学んでいない方のみならず、実務家の方や裁判員制度などで法律に初めて向き合う方にも大変にオススメです。
マイナス点としては、昭和57年に発刊されているため、現在ではいささか古色めいており、日本での法科大学院による法曹教育に関する言及や法曹が「裁判官、検察官、弁護士」などに限られ、司法制度改革で活躍の場が広がった司法書士や弁理士、土地家屋調査士といった隣接資格に関する言及はありません。それでも法曹の部分を各資格に読み替えることで対応可能かと思います。
非常にコンパクトであり、かつ明晰な文章による見取り図はどのような人にも意義深いものと言えます。
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元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 [改訂第4版]
(出展:amazon)
この書籍は、元内閣法制局に在籍した著者が記した法律を読み解くセンスとコツが身につくテキスト。
法律系の資格試験を取得するにはどうしても法律の仕組みや基礎が必要です。また勉強を始めると耳慣れない用語が出て来たります。
また条文の読み方や理解が難しい場合に図を使って勉強することの重要性など、法膣初学者が法律を効率よく学ぶ方法がここかしこに記載されています。そのため、実際の口コミも非常に高いものになっています。
【口コミ1】
・元法制局キャリアによる、法律ことはじめ。心構えから、基礎の基礎、そして主要な法律の入口まで案内してくれる。「なぜ法律を学ぶのか」からはじめるため、納得感をもって読みすすめることができる。具体的な読み下しの技術も豊富で、基礎の再確認ができた。憲法、民法、刑法、行政法の主要4分野についての解説が絶妙で、映画の予告編のように、本編が気になるように書かれている。法律を勉強したい・しなければいけない、でも難しそう・・・と思っているすべての人に勧めたい一冊。法学部1年生のときに、この本に出会っていればなぁ。【口コミ2】
・一応法律に関わる仕事に長年就いているが、法学部卒ではないので如何せん基本を知らない。それを骨身にしみて思い知ったのは、今年10月の宅建試験だった。残業の為、合格目安学習時間300hに満たない194hの学習時間も一要因ではあるが、そもそも法律を知らなすぎることに気づいた。「法律を学ぶとは、条文を覚えることではなく、法的思考方法(リーガル・マインド)を学ぶこと」と冒頭に書いてある。本著は基礎から易しく記述してあり、良書だと思います。味気なかった条文の奥に、熱い魂が感じられるようになったのは気のせいでしょうか。PR表記
さらにこの書籍は民法や憲法、刑法、行政法の基本的な学び方や考え方も記載されています。
従って、全くの初学者で行政書士試験のような法律系の資格を受験しようとする方のはじめの第一歩にもピッタリと言えます。まとめ
ここまで土地家屋調査士受験を筆頭にはじめて法学に触れる方向けの法学入門書を3冊、御紹介しました。
結局、どれが良いか迷う方もいらっしゃるでしょう。具体的な条文解読をしたい方
この方は「条文の読み方」または「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」がおススメです。
そもそも法学とは何かを知りたい方
そもそも法律学と何か?といったことに関心があるには三ケ月章著の「法学入門」や「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」がおススメです。
資格試験の第一歩目として
法律学を学んだことがない方で宅建士などの資格試験受験を考えている方には「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」がおススメです。
この記事がこれから法律学を学ぼうとする方の参考になれば幸いです。
(文責:定年生活事務局)
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