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【PR】意外に甘くない?合格率が30%以上と高めだけれど侮れない資格

2026/3/19 

国家資格の中で最も難易度が高いのは「司法試験予備試験」で、合格率は約4%、合格までに必要な勉強時間は2,000〜8,000時間とされています。

一方で、勉強時間が1,000時間未満、合格率30%以上で取得できる国家資格も存在します。
ところが「合格率30%だから簡単に取れそう!」とチャレンジしてみると意外なハードルがあったり…。

今回は、比較的取りやすい国家資格に見えて、意外な落とし穴がある資格をご紹介します。
今後の就職・転職に役立てるため、ぜひ参考にしてください。

測量士補

 一つ目は測量士補です。測量士補は、測量法に基づく国家資格で、測量士が作成した計画に従い、土地の面積・距離・高低差・角度などを正確に測量する専門職です。* 資格取得には、測量士補試験に合格するか、大学などで測量に関する単位を取得する方法があります。

測量士補の仕事内容

 測量士補は、公共事業や住宅建設などの工事において、工事予定地の地形や建物の位置を正確に測量する役割を担います。主な業務は以下の通りです。

 外現場との仕事として現場で測量機器(トータルステーションなど)を使い、土地の高さ、距離、面積、地形、道路との位置関係などを測定します。GPS技術の進化により、作業効率が向上しています。
 事務仕事として、測量結果の整理や図面作成などの事務作業も担当します。

測量士補試験の概要

 測量士補試験は、毎年5月中旬頃に国土地理院が実施する国家試験です。形式は択一式のみで、28問が出題されます。1題が25点で700点満点中450点以上で合格です。つまり28問中、18問正解すると合格です。
 試験は450点以上得点すれば誰でも合格する絶対評価の試験です。測量士補試験の合格率は下記の通りです。

年度受験者数合格者数合格率
2025年13,633人6,837人51.2%
2024年13,633人4,276人31.4%
2023年13,480人4,342人32.2%
2022年12,556人5,540人44.1%
2021年12,905人4,490人34.8%
2020年10,361人3,138人30.3%
2019年13,764人4,924人35.80%
2018年13,569人4,555人33.60%
2017年14,042人6,639人47.30%
2016年13,278人4,767人35.90%
2015年11,608人3,251人28.00%
2014年11,118人4,417人39.70%
2013年10,596人2,248人21.20%
2012年10,551人4,289人40.70%
2011年10,233人2,192人21.40%
2010年10,387人2,757人26.50%

 測量士補の資格は、建設業界や不動産業界で需要があり、非常の高い合格率を誇るのでどなたでも合格できる資格と言えます。

測量士補試験の難点

 例年30%以上の合格率を誇る測量士補試験合格のハードルは数学の知識と筆算です。測量士補試験は文章問題と計算問題があります。
 計算問題は例年平均して11題程度、出題されており、計算問題の克服が合格には必須と言えます。
 具体的な数学知識は以下です。

四則計算: 足し算、引き算、掛け算、割り算
10進法、60進法の理解:60進法による引き算
分数・小数: これらの計算、分数と小数間の変換
累乗・平方根: ルート計算なども含まれます
計算のルール: 四則演算の順序、約数・倍数、約分・通分など
図形と三角関数
三平方の定理(ピタゴラスの定理)
三角関数: sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)の理解
正弦定理・余弦定理: 測量において頻繁に用いられる重要な公式です
座標: 測量結果を表現するために必要です
角度: 度数法とラジアンの理解

 さらに計算問題の回答に当たっては電卓の使用は禁止されています。そこで計算ミスを防ぐべく、日ごろから筆算に慣れておく必要があります。

計算問題に不安な方にはアガルートでの対策がオススメ

 計算問題に苦手意識を持っている受験生におススメなのは、アガルートの計算対策講座です。

・初歩から分かる!やさしい測量士補の数学
・3時間で押さえる計算問題

 測量士補の計算問題は、出題パターンは決まっており、数字を入れ替えているだけで、同じ解法で解ける問題が繰り返し出題されています。「初歩から分かる!やさしい測量士補の数学」では測量士補試験に必要な数学を学習します。
 直前期に開講される「3時間で押さえる計算問題」では、測量士補試験の過去問を使って、過去に出題された計算問題をパターン化し、すべての解き方を説明いたします。この講義で解き方をマスターして、筆算の訓練をすれば、計算問題を確実な得点源にすることができます。

 30%以上の合格率でありながら意外に手ごわい測量士補試験に一発で合格したい方は是非、ご検討ください。

簿記3級

 簿記3級の試験内容は、商工会議所が実施する主に商業簿記の基礎知識に関する試験です。
 具体的には、仕訳問題、帳簿記入、勘定記入問題、決算整理に関する総合問題が出題され、合計100点満点中70点以上で誰でも合格します。

簿記3級の概要

 簿記3級は、経理関連書類の処理や財務諸表の作成など、小規模企業の経理事務に必要な知識を習得するものです。業種や職種を問わず、ビジネスパーソンにとって必須の基本知識とされています。

簿記3級の試験と内容

 簿記3級の試験には、筆記で解答する統一試験と、パソコンで解答するネット試験の2種類があります。
 統一試験: 年3回実施されます(2月、6月、11月)。
 ネット試験: 随時実施されており、受験者が希望する日時や場所で受験可能です。

 試験は大きく3つの大問で構成されています。

第1問: 仕訳問題(45点)。
第2問: 帳簿記入、勘定記入、語句記入、補助簿選択問題(20点)。
第3問: 決算整理に関する総合問題(35点)。

 合格基準と難易度
 合格基準は100点満点中70点以上です。合格率は概ね30~50%で、初心者でも計画的な学習で合格を目指せる難易度とされています。
 合格に必要な勉強時間は約100時間と言われています。仕訳や勘定科目など、簿記特有の用語や仕組みを覚える必要があります。

簿記3級の試験の難点

第3問は決算問題で、配点は35点と高く、合否を分ける重要な部分です。決算の基礎を理解し、決算整理仕訳の練習を十分に行うことが重要です。試算表や精算表、貸借対照表、損益計算書といった、決算書類作成の流れを理解していると、点数を伸ばすことができます。問題集を繰り返し解いて、実践形式に慣れていきましょう。

 独学でも合格可能:市販のテキストや問題集、YouTubeなどの無料動画教材も充実していますので、独学でも十分に合格を目指せます。
アウトプット重視:テキストを読むだけでなく、問題演習(アウトプット)を繰り返し行うことが重要です。過去問を解くことで、本番の時間配分や形式に慣れることができます。
ネット試験対策:ネット試験のイメージを掴むために、必ずネット試験形式の問題を解いてみましょう。

 ちょっと知識に不安のある方にはスタディングの講座がおススメ。
 3850円という簿記3級本試験の受験料並みの料金で簿記3級知識を習得することが出来ます。

海事代理士

主に船の登録や変更などの手続、安全性検査の申請、小型船舶操縦免許証の更新等を行います。さらに造船や貿易、海上や船に関するコンサルタント等幅広く活躍しています。
また、職務上請求ができる八士業(海事代理士・行政書士・社労士・弁護士・司法書士・弁理士・税理士・土地家屋調査士) の一つです。

 受験をする上で、学歴、年齢、性別等による制限はありません。
 試験は、年1回実施され、例年9月実施の筆記試験と11月実施の口述試験に合格する必要があります。

海事代理士の合格率

 海事代理士の合格率は以下の通りです。

年度受験者数筆記試験合格者数筆記試験合格率口述試験合格者数
2014年315人146人46.3%134人
2015年295人151人51.2%116人
2016年290人141人48.6%133人
2017年290人142人49%159人
2018年303人157人51.1%150人
2019年288人156人54.2%97人
2020年288人156人54.2%124人
2021年302人167人55.3%209人
2022年361人199人55.1%194人
2023年409人228人55.7%228名
2024年441名229名51.9%229名
2025年435名230名52.9%230名

 見てみると合格率は50パセントを超える年も多く、8士業の中でも特筆すべき合格率の高さです。
 「こんなに簡単に士業が取れンるんだ!」と思われる方も多いでしょう。

海事代理士試験の難点

 海事代理士試験には2つの大きな難点がある資格です。

 一つ目は、試験科目の多さです。海事代理士の試験合格には、20科目もある試験界目の筆記試験総得点240点の60%以上の得点をあげる必要があります。
 一般科目として憲法、民法、海商法があります。それに加えて海事法令として以下の科目を勉強する必要があります。

①国土交通省設置法
②船舶法
③船舶安全法
④船舶のトン数の測度に関する法律
⑤船員法
⑥船員職業安定法
⑦船舶職員及び小型船舶操縦者法
⑧海上運送法
⑨港湾運送事業法
⑩内航海運業法
⑪港則法
⑫海上交通安全法
⑬造船法
⑭海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
⑮国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(国際港湾施設に係る部分を除く。)
⑯領海等における外国船舶の航行に関する法律
⑰船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律及びこれらの法律に基づく命令

 一般法令の科目の一つが海商法というなじみの低い法律に加えて、海事法令で17科目という膨大な法令を学習する必要があります。
 まず海事代理士の合格率から読み解けない難点の第1ポイントです。

 二つ目が受験者が他の士業の有資格者であるということです。
 海事代理士試験唯委s津の受験予備校である「伊藤塾」の合格者の声には、「行政書士業務と関連して海での仕事もしたく受験しました。」という声が掲載されています
(出典:伊藤塾)

 この様に受験者の中には、既に他の法律系の資格を既に有している方も多く受験されています。
 そのため、全く法律学の初学者の方が受験する際には合格率は当てにできない可能性が非常に高いです。

 法律学初学者には決して甘くない試験と言えます。効率的に学習するには、海事代理士試験対策のオンライン講座の受講もおすすめです。

 司法試験などで有名な伊藤塾では唯一、海事代理士受験対策講座を開講しています。講師は伊藤塾行政書士試験対策講師も兼ねている井内 絢也講師。
 伊藤塾の海事代理士合格講座とは初学者が「海事代理士試験」に合格するためのすべてがパックになった講座です。

 海事代理士にスピーディーに合格したい方は是非、受講してみてください。

採石業務管理者試験

 採石業務管理者は、岩石の採取を行う採石業において、危険を伴う作業から従業員を守るため、事務所に必ず配置しなければならない安全管理のプロです。
 採石業には必須の人材であり、採石業務管理者は、採石業務に関するあらゆる準備や対策等を担当します。

 建設業界などで一定の需要があり、経験を積むほど年収も上がることが期待できます。

採石業務管理者試験の合格率

 採石業務管理者試験の、合格率の推移(全国平均)は以下の通りで、合格率は、例年、全国平均で30%前後となっています。
 2024年度のみ、極端に合格者が少ないですが、

試験年度受験者数合格者数合格率
2016年度1,750人471人26.9%
2017年度1,619人387人23.9%
2018年度1,425人291人20.4%
2019年度1,421人534人37.6%
2020年度1,220人351人28.8%
2021年度1,312人472人36.0%
2022年度1,184人302人25.5%
2023年度1,163人331人28.5%
2024年度1,125人169人15.0%
2025年度1,224人543人44.4%

採石業務管理者試験の試験の難点

出題範囲は、採石法に関することから、採石業務の実務、技術的知識や計算問題など多岐にわたります。採石業務管理者試験の合格率はそれほど低いわけではありませんが、出題範囲が広いためしっかりと対策しておく必要があります。採石業務管理者試験では、「法令問題」と「技術問題」が、ともに10問ずつ出題されます。

合格基準は、各科目で70点以上の得点となっています。
注意すべきは、たとえ1科目でも70点以下しか得点できなかったら、もう一科目が満点だったとしても不合格になるということです。

図示すると
法令科目90点、技術科目60点 トータル75点だが技術科目が60点なので不合格
法令科目70点、技術科目70点 トータル70点で合格

 そのためには採石法の基本知識を習得すべきですが、この法律は市販のポケット六法などでは衆力されていない極めてマニアックな法律です。
 法令問題では
・採石法で定められている岩石の種類
・採石業務管理者の仕事内容
・採石業者として登録する際の事項
・岩石の採取に関連する法律の内容

技術問題は、必須問題・選択問題ともに、実際の業務に関する内容が出題されます。

まず必須問題では、以下のような内容が出題されます。

・採石業務で使用する機械の説明
・採石技術の説明
・音の性質など、騒音・振動に関する事項
・緑化施工の方法
・実際に業務にあたる際に知っておかなければならないことが、幅広く出題されるイメージです。

文章を読んで解答する問題に加え、計算が必要になる問題もあります。

選択問題については、以下のような内容が出題されます。

・石材の性質や用途
・断層の名称や見分け方
・採石工事を行う際にするべき処置や用意すべき施設
・「坑内採掘法」など、採石に関する法律関連
・採石場の地図上での面積の算出方法

こちらも、文章を読んで解答する問題や計算問題があります。数学としては三角関数の知識は必要と言えるでしょう。

採石法に慣れるには過去問の実践が重要です。オンライン講座の受講もおすすめです。アガルートは合格実績が71.43%と非常に高いので大変にオススメです。

まとめ

 今回は合格率が一見、高いがよく見ると癖の強い試験をご紹介しました。
 実務経験があったりする方ですと、独学も可能な資格かもしれません。もし独学が不安な方にはオンライン講座の受講もおすすめです。

 このコラムが皆様のキャリアアップの一助になれば幸いです。

(文責:定年生活事務局)



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