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写真上達の近道とは

2015/10/15 

みなさんこんにちは!

今回はなんと、写真が上達する近道についてお話ししてしまいます!

【「習うより慣れろ」なんて嘘】

こんな言葉を耳にしませんか? 

「写真はセンスや感性が大事だから、勉強するものではない」
「写真は勉強しなくてもたくさん撮っていれば上手くなる」
「習うより慣れろだ」

はっきり言ってこれらは嘘です。大嘘!

写真に関して言うならば、ずばり、

「習ってから慣れろ」が近道です!!

※これはなにも、私が写真教室を開講しているから言っているのではありませんよ!(笑)

別に、私の写真教室でなくてもいいですし、
独学が得意な人は本から学んでもいいでしょう(この場合、本選びが重要ですが)。

とにかく、まずはしっかりカメラについて学びましょう。
知識の量は引き出しの量です。
引き出しが多いほど、表現の幅が広がっていきます。

もちろん、写真を撮るためには感性が必要です。

ですが、その感じたものを“作品”として表現する際に、必ず引き出しが必要になるのです。

そもそもカメラというのは肉眼で見た通りに写すことが非常に苦手な機械です。

たとえば海辺にて、赤々とした夕日を背にする恋人の姿に感動し、写真を撮ろうとしたとします。

確かに、そこに美しさを感じた感性は素晴らしいですよね。

ですが、これはいわゆる逆光の場面。肉眼では人の顔も背景も、両方ちゃんと見えていたはずなのに、カメラで撮ると人の顔だけが暗くなってしまう、なんていう経験はみなさんもあるかと思います。

そうなったときに必要なのは、感性でもセンスでも、ましてや恋人への愛などでもなく、対処法(つまり知識)です。

やはり、感性を活かすも殺すも、知識次第と言えます。ですので、面倒がらずにしっかり学んでいきましょう!

【脱全自動モード】

そして、カメラについて学んでいきたければ、まず全自動モードでの撮影はやめましょう。

せっかく高級なカメラを買ったのに、ずっと全自動モードで撮影されている方、意外と多く見受けられます。

確かに、全自動モードであれば、ピントも明るさも色味も、すべてカメラが決めてくれるので、非常に便利に感じるかもしれません。

ですが、ちょっと考えてみてください。それって、みなさんが写真を撮っているのではなく、“カメラに撮らされている”のではありませんか?

例えば、ピント合わせ。基本的にピントというのは、自分が最も心を引かれたもの、つまり主題に合わせたいですよね?

つまり、ピント合わせは主題選びです。全自動モードでは、その主題選びすらもカメラに任せていることになるのです!
(そのため、私の写真教室でも、真っ先に教える内容は「狙った場所へのピントの合わせ方」です。)

そして、それを行うためには、今後は全自動モードをやめて、まずはP(プログラム)モードで撮影しましょう。

このモードであれば、「ピント、明るさ、色味」は自分で調整できますよ!それでいて、「絞り・シャッタースピード・ISO感度」などの小難しい内容はカメラに任せておけるので、最初の段階ではPモードが一番おすすめです!

【学ぶ内容の優先順位】

独学で学ぼうとする多くの方が、「絞り、シャッタースピード、ISO感度」などの小難し内容から学ぼうとしてしまいます。

ですが、それ以前に学ぶべき、基礎の基礎というものが存在します。

それは、「ピント、明るさ、色味」などです。

これらの調整方法の詳細については、カメラの機種によっても異なるので割愛しますが、このように、カメラを学ぶにしても、効率の良い順番というものが存在します。

独学で難しいのは、この「学ぶべき順番」がわからない、という点でしょう。

本だけから学ぶ場合、いろいろな項目が横並びで表記されていることが多いので、まず最初にどの知識が必要で、次にどの内容が本当に役立つのか、といった優先順位がわかりにくいのです。

ですので、やはり、真の上達の近道としては、身近で開催されている写真教室に参加してみるのが望ましいですね。

繰り返しますが、

写真は「習うより慣れろ」ではなく、

「習ってから慣れろ」ですよ!

ではまた!







■■■ 著者プロフィール ■■■
写真家 和気徹也(わけてつや)

プロカメラマンとして、人物・料理・風景など、幅広い分野の撮影を行うかたわら、それらの経験をもとにカメラ初心者向けの写真教室も開講している。

その人の理解度に合わせた丁寧な指導方法に定評があり、のべ500人以上にレッスンを行ってきた実績をもつ。

「写真にセンスは必要ない」、「上達には近道がある」、「ただ枚数を多く撮っても上手くはならない」などなど、独特な観点で組まれたレッスン内容で生徒を確実に上達させ、受講生からも厚い信頼を得ている。
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