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人物撮影のポイント(上級編)

2015/11/5 

みなさんこんにちは!

今回は、前回に引き続き、人物撮影(ポートレート)のポイントについてお話ししていきます!
見た目通りに撮るだけが写真ではありません。さまざまな撮り方によって、より印象的なポートレートを創り上げていきましょう。

【流し撮り×ポートレート】


シャッタースピードを遅くして、動いているものだけをわざとブレさせる「流し撮り」。

それを人物撮影で行うのも面白いですね。

周りがブレることによって、主題がより引き立つというメリットもありますよ!

【広角レンズで遊んでみる】


人物撮影と言えば中望遠レンズが基本ですが、たまには広角のレンズを使ってみるのも面白いですね。

広角レンズで撮ると、手前にあるものと奥にあるものの大きさの縮尺や距離感が変わるので、肉眼では見えない世界が切り取れます。

写真のように、手で作ったハートの中に二人分の顔を入れることもできちゃいます!

【前ボケのススメ】


ピントは被写体に合わせつつも、手前にわざと何かを写り込ませ、奥だけでなく手前にもボケを作ることを前ボケと言いますが、これも非常におすすめです。木の枝や花などを入れてもアクセントになりますし、何もない場合でも、ローアングルで撮れば地面の芝生すらも前ボケとして使えます!こうすることによって、奥行きのある写真になりますよ!

【シルエットを強調する】

逆光で撮る際に、あえて暗めに撮影し、被写体の輪郭を浮かびあがらせるのも素敵です。

その場合、特徴的でわかりやすいポーズをとってもらうのがポイントでしょう。

完全に被写体を黒くつぶしてもいいですし、表情がわかるように少しだけ明るさを残してもいいですね。

【色味を工夫する】

ホワイトバランスを調整して、色味で表現するのも楽しいですよ!

夕焼けの場面なら、それを強調するように赤々とした色味にすると、非常にドラマチックな写真になります!


また、芝生の上や森の中で人物を撮影する際、どうしても人の肌に緑色の光が当たってしまいます。

肉眼で見ている時にはあまり気にならないかもしれませんが、写真で見ると肌が緑色になっているのがよく分かります。

これでは血色が悪く見えてしまうので、余裕がある人は色味の設定によってグリーンの反対色であるマゼンタをプラスしましょう。

この操作はカメラ内でもできますよ!

今回の内容も、是非みなさんの写真生活に活かしてみてください!

11月開講の写真教室もまだまだ参加者募集しております。よろしくどうぞ!

■■■ 著者プロフィール ■■■

写真家 和気徹也(わけてつや)

プロカメラマンとして、人物・料理・風景など、幅広い分野の撮影を行うかたわら、それらの経験をもとにカメラ初心者向けの写真教室も開講している。

その人の理解度に合わせた丁寧な指導方法に定評があり、のべ500人以上にレッスンを行ってきた実績をもつ。

「写真にセンスは必要ない」、「上達には近道がある」、「ただ枚数を多く撮っても上手くはならない」などなど、独特な観点で組まれたレッスン内容で生徒を確実に上達させ、受講生からも厚い信頼を得ている。
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