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高齢者の楽しみと不安について

2017/3/22 

シニアの新たな生活空間

日本は高齢化が問題だと常々取りざたされています。
安心してください、高齢化は日本だけでの問題ではないのです。

日本は比率的にTOPですが、日本の高齢者は3200万人、中国は13億人。日本の人口と等しい高齢者数ということで、もはや問題を通り越してると言えます。
また、国民人口が減っているのも問題と取りざたされていますが、日本は世界10位の人口数でニュージーランドの30倍、スイスの18倍、イギリスの2倍も人口がいるのです。
減る事よりも、地域との交流や老老介護、独り暮らし、孤独感が問題かと思われます。

内閣府調べによると報道とは違う意外な答えがありました。
「経済的に困っていない
日本の77.5%、アメリカ68.3%、ドイツ77.0%」
「総合的に現在の生活に満足している
日本88.3%、アメリカ95.2%、ドイツ91.9%」
この結果を見る限り大多数のシニア層は満足している結果になります。
一方経済的に豊かにもかかわらず、
「相談する相手がいない
日本25.9%ドイツ17.1%、アメリカ11.9%」
というデータがあります。マンションや団地など建物事情による交流激減、スーパーやコンビニ、テレビやニュースが充実しているため一人でも満足できてしまうということも要因かと思います。
日常の生活でどのようなことを楽しみとして生きているのでしょうか?

テレビやラジオで時間を費やす人が大多数な一方、友達や趣味での交流を求める人が非常に多いことがわかります。
つまり情報を得て外に出て、様々な人と出会いたいという潜在的な欲求があることがわかります。
外に出ることで友人が増え、些細な相談や食事、会話、旅行にもつながってゆくことになります。
また、インターネットやスマホを学びたい方が2014年の4倍になりました。今後テレビやラジオだけの情報ではなくパソコンやスマホからの情報を獲得したいという層の象徴です。

シェアハウスという住み方はご存じですか?
社員寮や大型の家を各個室毎分けて、リビングや水回りを共同で利用する居住空間です。
近年は設備や備品も程度が良いものをそろえており、独り暮らしをするには十分な生活空間に整えられています。
生活費を押さえて旅行や経験などに時間や予算を注ぐ方が増えています。また、シェアハウスに住むということは同じ入居者との交流が生まれ、自然に会話やコミュニケーションが生まれ旅行に行くこともあるそうです。
国や年齢、性別など関係なく暮らすシェアハウス生活は20代を中心に広がっています。
今後40代50代、シニアや高齢者に方が利用できる方向にも向かっています。
独りでアパートに暮らしている方は今年、シェアハウスという生活を選択してみてはいかがでしょうか?

■■■ 著者プロフィール ■■■
松岡暢彦
ファイナンシャルプランニング技能士:松岡暢彦(まつおかのぶひこ)

1973年3月生まれ。横浜市出身。大学在学中、1995年より仲間たちとshot bar・restaurant barを開業し有限会社サンクチュアリを設立、5店舗まで拡大。2006年にシェアハウスの不動産業界に入る。管理部課長としてオーナー様や建物設備対応・収益改善などの業務を従事。2016年にシニア向けシェアハウスを展開するため横浜・川崎にシェアハウスを開業。今後、多世代が共生できるシェアハウスを企画中。

有限会社サンクチュアリ(代表取締役 松岡暢彦)
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