【50代から始める】シリーズ(15) 鉄道
2013/4/17
“鉄オタ”と呼ばれる鉄道マニアの熱さはハンパじゃありません。廃止直前の寝台特急などのラストランには、多くの鉄オタがカメラを持って殺到しています。
鉄オタには、写真を撮る「撮り鉄」、音声を収録する「録り鉄」、車両研究をする「車両鉄」、時刻表を極める「時刻表鉄」、切符や駅弁の掛け紙を集める「収集鉄」など、興味の対象がさまざまに分かれています。
また、男性だけでなく、“鉄子”と呼ばれる女性の鉄道ファンも話題になっています。
今回は、鉄道の魅力についてご紹介します。
<時刻表>
鉄道ファンにとって、時刻表は必要不可欠なものです。旅行用にかさばらずにすむ携帯版も売られていますが、大型の方が情報量が多く、多少かさばったとしてもこちらを愛用している人もいます。
最新のものだけでなく、古い時刻表から当時の運行状況などを推測することができるため、「復刻版時刻表」のようなものも販売されています。
時刻表には、交通新聞社が発行したものとJTBパブリッシングが発行したものがありますが、どちらが使いやすいのか、好みが大きく分かれるところです。
<切符>
切符には、それぞれの駅の特徴が現れています。いつ旅行したのかを示す記念となるもので、本人にとっても思い出としての価値があります。
Suica(スイカ)などのICカードの普及で、切符の収集は、希少価値が急上昇している趣味となっています。
無くなりつつあるものに対するノスタルジーなんでしょうね。
<駅スタンプ>
駅には、その土地の特色を表した記念用のスタンプが置かれています。この「駅スタンプ」も、良い収集対象となっています。
スタンプラリー用の駅スタンプを置いているところもあります。
このスタンプをくっきり、ハッキリ押すにはコツがあり、キレイに押したいものです。
あらかじめ、別な用紙に試し押ししてから押すようにすると、失敗がないかもしれません。
<駅弁>
駅弁を食べるのは、旅の楽しみの一つです。デパ地下で、「全国の駅弁特集」が開催されていることがあり、とても人気があります。
家で食べるのと車内で食べるのとでは、雰囲気的に段違いですが、それでも珍しいものがあると購入したくなります。
新幹線や特急は窓が開かないので、車内販売で購入するしかありませんが、私の中では各駅停車で、駅売りからお弁当とお茶を買って食べていた時代が、古き良き思い出となっています。
鉄道には、国鉄時代からの歴史があり、現代から消え去ろうとするものを愛好する気持ちは素晴らしいと思いますが、近年は熱心な鉄道ファンの線路内への無断侵入や列車の運行妨害などの問題が出ており、鉄道関係者を悩ませています。
撮影のために線路内の草刈をしたり、邪魔になる桜の木を切り落とすなど、行過ぎた行為が見られるようです。
しかし、鉄道運営側はこれだけ熱いファンがいるのですから、鉄オタともっと協力しあって、観光を盛り上げてゆくわけにはいかないのでしょうか?
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