シニアライフに役立つグッズ集(3)~電子レンジ編~
2011/10/27電子レンジは火を使わず、操作が簡単なので、シニア向けの調理家電だと思います。ですが、電子レンジを飲み物や食品を温めるぐらいにしか使っていないとおっしゃる方も多いようです。
以前の電子レンジは500~600W程度が主流でしたが、今は1000W以上と消費電力の高いものが増えています。
◆電子レンジの注意点◆
ところで、電子レンジには、いくつかの使用上の注意点があります。第一は、「加熱中の破裂」に気をつけなければいけないことです。電子レンジによる加熱は食品の内部から温めるため、卵や筋子といったカラやマクのある食品では、内部で発生した水蒸気が膨張して破裂が起こることがあります。
また、食器に施されている金属の部分から火花が出たり、熱に弱いプラスチック容器は溶けたりするので、電子レンジ対応の容器を使用する必要があります。
以上のようないくつかの注意点さえ守れば、たいへん優れた調理家電です。
今回は、そんな電子レンジ向けの便利な調理グッズをご紹介します。
◆調理グッズ兼食器のルクエ◆
Lekue(ルクエ)の『スチームロースター』で、表面をパリっと、中はふっくらした蒸し料理が作れます。スチームロースターをボウルがわりにして材料を混ぜた後に、口をキュッと閉じて電子レンジに入れるだけです。また、調理後は、食器として食卓にそのまま出すことができます。
ルクエから多くのシリーズが発売されており、レシピ本も売れています。
鍋やフライパンを使わずに、ルクエひとつで、煮込み料理、ハンバーグ、焼き魚などと、いろいろ調理することができるんですね。◆まさに、ふしぎなお皿◆
ラップがいらず、少量の油でヘルシーに肉や魚を調理することのできる、有田焼の『ふしぎなお皿』です。電子レンジのマイクロ波分子で遠赤外線を発生させて、肉や魚などの素材のうま味を逃さずに芯から温め、美味しい料理を作るそうです。
皿にきざみこまれた“ミゾ”が、美味しさの秘訣でしょう。
◆ただのどんぶりじゃない!◆
ちょっと見た感じはありふれたどんぶりですが、このどんぶり鉢ひとつでラーメンが作れます。ラーメンの作り方は、どんぶりにインスタントラーメンの麺(冷凍うどんの類もOK)を入れ、水またはお湯を注ぎます。あとは、ラップをせずにレンジで加熱するだけです。
お湯から作れば、2~3分でできあがりますが、最後の1分あたりに野菜などの具を入れるとよいでしょう。
受験生の夜食づくりなどに役立ちそうですね。ちなみに、このどんぶりも“有田焼”です。有田焼って、電子レンジと相性がいいんでしょうか?!
◆天ぷらもどうぞ◆
電子レンジで「唐揚げ」を作ろうなどという発想はまったくありませんでしたが、チャレンジする人がいるようです。『レンジで揚げ太郎』で、唐揚げ、コロッケ、エビフライなどを作ることができます。
しかも、天ぷら油を使いませんから、カロリーを大幅に減らせます。天ぷらを作った後って後始末が面倒ですが、これなら手間がかかりません。
もっとも高温の油を使って揚げる本物の天ぷらに、食感ではかなわないかもしれません。
◆秘伝のラー油を作りましょう♪◆
「食べるラー油」が爆発的に流行りましたが、これは、食べるラー油を自宅で作るスチーマーです。レシピが付いていますから、誰でもカンタンに作れそうです。レシピを元に、我が家独自のラー油を調合するのも楽しそうですよ。
にんにくの形をした容器がなんともいえません(笑)。
カンタンに利用できる、電子レンジに着目した商品が次々と出て、今や“魔法の箱”と化していますね。
なかには、「なぜ、そんなものを電子レンジで作ろうとする?!」と思われる商品もありますが、いずれも「電子レンジで、○○を作ることってできないのかなぁ~」という発想でしょうか、今後の進化が楽しみです。
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シニアライフに役立つグッズ集
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