【懐かしの名作映画】 宇宙家族ロビンソン
2013/1/21 川喜多夫 さん
子供の頃に大好きでよく見ていた、アメリカのテレビシリーズ『宇宙家族ロビンソン』。1960年代にテレビ放送されています。初の宇宙移民として、アルファ・ケンタウリのアルファ・セントリー星を目指して飛び立ったロビンソン一家が、宇宙船にスパイのドクター・スミスが紛れ込んでいたことから、宇宙の迷子となってしまうというSFです。
家族構成は、ロビンソン博士、お母さんのモリーン、長女のジュディ、次女のペニー、末っ子のウィルの5人家族。これに、宇宙船パイロットのダン少佐が加わっています。
話の見所は、未知の惑星で毎回、不思議な生物や怪しい宇宙人と遭遇するというところです。
さらに、アルファ・セントリー星を目指そうとするロビンソン一家に対して、地球に戻りたいドクター・スミスは進路をことごとく妨害します。
ロビンソン一家はごく普通の良識のある人達ですが、面白かったのはドクター・スミスのキャラクターで、卑怯というか姑息というか、どうしようもない人物で…。ずる賢く、いつも形勢が有利な方につこうとするんですよね。
ときには、怪しい宇宙人に対してすらコビ売ったりします(笑)。しかし、このドクター・スミスで成り立っているようなドラマでした。とくに、末っ子のウィルとのコンビネーションがバツグンでした。
『宇宙家族ロビンソン』は、1998年に『ロスト・イン・スペース』(スティーヴン・ホプキンス監督)として映画化されています。このタイトルは、原題を採用しています。
設定はまったく同じですが、宇宙船に乗り込むまではバラバラだったロビンソン一家が、宇宙で迷子になることにより、家族としての絆を取り戻すというホームドラマに仕上がっています。
ホプキンス監督版『ロスト・イン・スペース』は子供向けなので、ご家族でご覧になるとよろしいでしょう。
ドクター・スミスの役を演じているのは名脇役のゲイリー・オールドマンで、重要な役柄には変わりありませんが、ドクター・スミス本来の役割を、この映画では活かしきれていないように思えました。
おっと、忘れてはいけないキャラクターがもう一人!
ウィルが作ったロボットのフライデーです。ロビンソン一家に危険が近づくと、「警告!警告!」と叫びながら、両腕をバタバタさせるしぐさがユーモラスでした。このフライデーのおもちゃが、当時たいへん売れていました。
ドクター・スミスとウィル、それにこのフライデーの会話のやりとりが軽妙で楽しみに見ていた、とても懐かしいシリーズです。
【懐かしの名作劇場】
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