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【懐かしの名作映画】 家政婦は見た!

2011/12/18  川喜多夫 さん

家政婦市原悦子さん主演の『家政婦は見た!』のオマージュらしい、日本テレビで放送されているドラマ『家政婦のミタ』が大人気です。

『家政婦のミタ』の主演は松嶋菜々子さんですが、市原さんとはかなりタイプの違う家政婦で、市原さんがおしゃべりなおばさんなのに対して、松嶋さんの演じる家政婦は、無口で無愛想な・・・まるでロボットのような家政婦です。

しかもドラえもんのように、カバンの中から必要な物をなんでも取り出します。途中で、「まさかSFじゃ・・・」ないかと思ったぐらいです。

ミタさんが派遣されたのは、お母さんが自殺して崩壊寸前の阿須田家。お父さん(長谷川博己)と子供達4人の5人家族で、ミタさんが子供達に依頼されて行う犯罪スレスレの行動が、毎回、阿須田家に騒動を持ち込むというストーリーです。

「承知しました」の一言で何でも言うことをきき、意見を求められると「それは、あなた達が決めることです」と冷たく突き放す、ミタさんの物言いが流行っているようです(笑)

しかし、奇想天外なこのドラマは、ミタさんの行動でバラバラだった阿須田家が家族の絆を取り戻すというなかなか泣かせる展開で、見た後は、妙にさわやかです。

さて、元ネタとなった『家政婦は見た!』ですが、市原悦子さん演じるところの「大沢家政婦紹介所」の家政婦・石崎秋子が、毎回、セレブな家庭に派遣されて、そこでのスキャンダルを見聞きするという設定です。

石崎秋子が働くのは、エリート家庭、名門の一族、大女優、デパート王といったお金持ちの豪邸で、『家政婦は見た!』が1983年にはじまってからというもの、視聴率20%以上となかなかの高視聴率をキープしていました。

当時、「金持ちは金持ちなりに、苦労のタネがいろいろあるんだな・・・」などと、妙な関心をしながら見ていたのを覚えています。

また、最初は、『土曜ワイド劇場』枠で放送されていましたが、好評につき1997年にドラマ化もされています。

『家政婦は見た!』は、市原さんの出世作でしょう。私の中の家政婦という職業は、もうすっかりこの石崎秋子のイメージです。まぁ、時代が違えば家政婦事情も違ってくるとは思いますが。

しかし、世代を変えて放送された平成の『家政婦のミタ』。大ヒットしたことから映画化があるようですし、続編も作られそうです。

松嶋菜々子も市原悦子のように、シニアになって家政婦役を続けていたりして・・・などと想像してしまいました。

笑顔がさわやかなお嬢様女優のイメージだった、松嶋さんの人生を変えるドラマになるかもしれませんね。

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