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素晴らしい渓谷

2012/5/12  松本伊那佐久善光寺 さん

阿寺渓谷
連休のいちにち、長野県南部、木曽の大桑村(おおくわむら)にある阿寺(あてら)渓谷のハイキングに出かけました。
木曽川にそそぐ阿寺川は、知る人ぞ知る中部圏屈指の清流で、その美しさは驚くべきエメラルドグリーンの輝く水です。

この川は、岐阜県と長野県を結ぶ国道19号沿いに流れる木曽川の支流にあたり、中央道の岐阜・中津川インターを降りて国道を30分ほど北上したところに入り口があります。国道をそのまま行くと、浦島伝説で有名な「寝覚めの床(とこ)」という景勝地があり、そちらの方が有名かもしれません。
寝覚めの床は、切り立った巨岩に深い淵が横たわり、その濃緑の水は底知れぬ重みさえ感じさせるほどです。

さて、阿寺川は深い川によく見られる緑ではなく、かといって清冽な無色でもなく、文字通りエメラルドグリーンで透明な水は川底の石ひとつひとつを数えることができるほど澄んでいます。
阿寺渓谷
以前、テレビで見た時には夏だったのか、岩の上から川に飛び込む子どもたちの姿がありました。なるほど、暑い盛りだったら私も飛び込みたくなるような美しい川です。
ただコワイのは、川底が見えるゆえに、深さの見当がつかないところでしょうか。存外深いのかもしれません。
阿寺渓谷は、入り口から上流までおよそ7km近く続きます。

途中なかほどに駐車場とトイレがあり、ほとんどの人たちは車でここまでやって来てそこから上のキャンプ場(有料)までを歩きますが、個人的には入り口から途中の駐車場までのほうが道も広いので歩きやすく、川の流れの緩急が楽しめると思います。
森林浴を満喫したいなら林道のある上流がお勧めです。

いずれにしても最近事故の多い登山よりもずっと初心者向けで、道は舗装されており、急な上り坂ではないのでシニアでも十分歩くことができます。
ただ、入り口から上流までのあいだには自動販売機もちろん、屋台のような軽食販売をする店も一軒もありませんので食糧と飲み物は必携です。

阿寺川は、かつて林業が盛んだった木曽地方の名残をとどめ、関係者以外は立ち入りが禁じられていたことから開発を逃れ、素晴らしい自然が残されています。豪雨のあとでも、翌日には濁った水がすっかり元に戻ると言われています。

上流のキャンプ場の池にはニジマスがたくさん泳いでいました(釣りも可で釣った分は買取り。さばいて焼いてくれるような施設はありません。道具のレンタルは有)。
私はお弁当代わりに五平餅(ごへいもち)を買ってきたので、川べりで食べました。

このあたりでは五平餅は名物で、19号沿いの道の駅ではたくさん売っています。
五平「餅」とはいうものの、実際はご飯を半つぶしにしたもの(つまり、おはぎの土台ですね)を小判状にして串にさし、網で焼いたものに、ごま味噌(あるいはくるみ味噌)を付けた郷土食です。
くるみ味噌に山椒が少しかかっていて、香ばしさといい、味噌の甘じょっぱさといい、野趣も満点。

皆さんも是非一度お出かけください。

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