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老後の生活と年金(3)~豊かな老後を目指して|独立という決断~  小田のん

2011/9/30 

定年退職した後は豊かな老後を

・・・誰もが望んでいるであろう老後の自画像ですね。

夫婦二人のもしくは一人での老後の生活スタイル、それに見合った生活費、そして支給される予定の年金・・・描いてみたけれど収入面でやはり不安を拭えない、そんなシニア世代も多いのではないでしょうか?

退職金で賄う、老後までに頑張って貯蓄しておく、職場の再就職制度を利用する、元気なうちはパートにも出る・・・選択肢はたくさんあることでしょう。

「老後の生活と年金」、シリーズの第三回目は、より豊かな老後を目指し定年前に「独立」という決断をした女性Yさん(63歳)をご紹介させていただきます。
豊かな老後

◆生涯現役でありたい・・・再スタートの決断◆

Q.Yさんが独立する前の会社での状況を教えてください。

A.ホテルで企画・広報を担当していました。実はその前にもいくつかの職種を経験し、中途採用ですが定年までの最後の仕事と思っていました。仕事も充実していたし収入面にも不満はありませんでした。

Q.では独立を意識した時期ときっかけは何だったのですか?

A.55歳あたりでしょうか・・・。50代に入ったころから老後のことについて考えるようになっていました。ある年齢になったら余生を社会貢献に繋げたい、ボランティア的な活動として何かできることがあるのでは、と。
これまでの経験を活かして生涯活動していきたいと思っていました。

Q.定年を迎えてからでは駄目だったのですか?

A.自分の中で老後のライフプランは固まっていましたし、会社勤務を続けていても先は分からない。ならば、と早い段階での再出発を決意しました。
とりあえず在勤中に資格を取っておこうと思い、産業カウンセラーの資格を取得しました。これが自信となって退職、そののちにキャリアコンサルタントの資格を取得しました。

Q.独立した現在はどういった内容のお仕事をされているのですか?

A.企業のメンタルヘルス対策支援や求職者へのキャリア支援です。女性参画にも関わってきましたが、今の社会情勢の中で求職者に対しての厳しい状況を目の当たりにしてきました。
これを将来的にはボランティア的な活動によって支援していきたいと思っています。
シニア|仕事
Q.定年を待たずして退職、独立するに当たって不安はなかったですか?

A.ないと言ったら嘘ですが、長年の民間企業での経験・体験から、絶対に出来ると確信していました。

Q.会社を辞めて独立してからの生活はどのように変わりましたか?

A.まず時間的に余裕を持てるようになりました。会社に勤務していた頃は責任もあり仕事内容としては充実していましたが、その分、時間的な余裕はあまり持てませんでした。
それから経済的にも余裕ができました。勤めていた頃より収入も上がり、固定されたお給料ではないので自分次第。
つまり時間・収入の両面において自分でコントロールできるようになった、ということです。

Q.今後は今のお仕事をどのように展開される予定ですか?

A.今後は段階的に仕事量を減らそうと思っています。早期退職して独立したことで予定していたよりも早くに、描いていた老後のライフプランに見合った収入を得ることができました。仕事量を減らしても生涯に渡っては現役でありたいですし、仕事を継続することは心身の健康維持とも捉えています。
そして今と同様に趣味を楽しみながら、ボランティア等で社会貢献していきたいと思っています。

Q.老後にご自身がどうありたいか・・・ライフプランを明確に持ったことで、結果的に収入面でも十分なものを得ることができた、ということですね。今のシニア世代、独立を考えていらっしゃる方にアドバイスをお願いします。

A.目的を明確にすることです。何のために独立するのか・・・。私の場合はこれまでの経験を活かせることをボランティアとしてやっていきたいと思いました。
その内容を突き詰めた時に、まずはもっと深く勉強して資格を取り、独立した仕事としてキャリアを積みたいと思ったんです。
最終的にはボランティアとしてやっていきたいのですが、活動するにも資金は必要です。
独立することで結果的に早く、資金・キャリアの両方を得ることができました。シニアだからこそライフプランは大事、無理のない計画と目標設定をして豊かな老後を目指して欲しいです。あとは何よりも健康管理です!
豊かな老後

ありがとうございました。

◆豊かな老後を目指して◆

三回にわたって小田のんがお送りしました「老後の生活と年金」。
皆様はどのように感じられましたか?

ほとんどの方にとって老後生活の軸となる年金ですが、今の社会動向の中にあって、年金に関しても会社に関しても不安を抱えていらっしゃる方も少なくはありません。

定年後・老後の生活費に関して言えば、慎ましく余生を送る上では不足がないのかも知れませんが、ご自身の目指す、より豊かな老後を実現させるための一つの手段として、最後に「独立」を決断した女性の例をお送りしました。

皆様のご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。

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