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老後のパートナーを探して

2012/6/18  初子 さん

シニアの婚活
私が53歳のときに、夫に先立たれてもう10年以上。
先立たれた当時は、老後は一人で暮らすことを覚悟していたつもりでしたが、年をとるごとに「老後をともに過ごせるパートナーがほしい」と、思うようになりました。亡き夫を思う気持ちに変わりはありませんが、その気持ちだけでずっと一人で過ごすというのは、やはり難しいと思ったのです。

娘に相談したところ、「お母さんがそう思うんだったら、相手を探してもいいんじゃないの」と言われたので、さっそく出会いを探してみることに。

今の時代は、いいものですね。ひと昔前のお見合いパーティーといえば、若い世代の人しかお呼びでない、といった状態だったと思うのですが、今は私たちのような世代のお見合いパーティーも、ちゃんと探せば見つかるのですから。

地元有名ホテルでのお見合いパーティーを選んで、申し込みをしました。
しかし申し込みをしたものの、お見合いパーティー当日まで、まるで気分が落ち着きません。その理由はもちろん、「ちゃんとした出会いがあるかどうか」という不安もあったのですが、それ以上に、「お見合いパーティーにはどんな格好で参加すればいいんだろう」「どういう振る舞いをすれば相手に失礼にあたらないだろう」など、いろいろと分からないことが多かったからです。

良くも悪くも「庶民のおばちゃん」として何十年も過ごしてきた私にとって、有名ホテルでのパーティーというのは、敷居が高すぎるかな、などと、申し込んだあとからいろいろ考えて悩んでしまいました。

悩んだ末、当日はスーツではなく、ちょっとしたお出かけ用の服を着ていくことにしました。行ってみると男性はスーツの人も多かったのですが、女性はスーツでない人も多くてひと安心。

パーティー参加者と自由に会話ができるフリータイムが来ましたが、他の女性が積極的に男性のところに行っているのに対して、私は誰に声をかけていいのか分からずオロオロ。あちこち見回して立ち往生しているうちに、一人の男性と目が合ったことで、お互い軽く会釈をして、会話を始めることができました。

その男性とは、趣味の話で盛り上がりました。私は山登りやウォーキングなど、運動の要素を含んだ行動的な旅行が好きで、夫が存命中は実に行動的にあちこち行っていたものです。その話をすると偶然にも、男性も運動好きの方でした。もっとも男性の好みは、マリンスポーツが中心でしたが、それでも「趣味が合いそうですね」と話がはずんだのは良かったと思います。

お見合いパーティーでなかなかいい感触だったので、今度、二人で会うことになりました。「収入のことをいきなり聞いてきたりしない人は、あなたが初めてでした、そこもいいなと思ったんです」とも言われましたね(笑)。
お金も大切ですが、これからの老後をともに過ごすなら、価値観も大切ですから。そういう気持ちに対して好感を持ってもらえたのは私としても嬉しいです。

まだお付き合いは始まったばかりでどうなるかは分かりませんが、老後の幸せを目指して頑張っていきたいと思います。

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