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高齢者に対するセールス

2012/7/5  里美 さん

ひとり暮らしの高齢者
先日、兄が亡くなりました。
自力で救急車を呼んだようですが、そこからはあっという間で、お見舞いに行く間もなく亡くなりました。

兄は生涯独身で、両親が亡くなったあとはずっと実家で一人暮らし。
私は遠方に嫁いだのでここ10年以上はまるで会っていなかったのですが、兄が亡くなって、久しぶりに実家に行って驚きました。

まるで読みもしていない新聞。
真新しいテレビ。
一人暮らしには似つかわしくない、真新しい高機能のガスコンロ。
取る財産すらないのに、ホームセキュリティ。

これらは皆、兄がセールスにまんまと乗せられた結果のものである、ということが後になって分かりました。テレビは、新聞を5年契約したのと引き換えにもらったもののようで、新聞の契約をストップしようと電話をかけたら、電話口で散々ごねられました。当然ながらテレビは返却する事を伝えましたが、それだけではおさまらず、「亡くなった証拠を出せ」と。あちらもお仕事ですから気持ちは分かりますが、言い方というものがあるでしょうに、と腹立たしい気持ちになりました。

ガスコンロはリース契約のようだったので返却。ここはまだスムーズに対応してくれました。ただ、一人暮らしの老人にはあまりにも分不相応な高額なガスコンロを勧めた件については、非常に不信感を持ちました。

セキュリティ会社についても、セキュリティの解約は難航しました。そもそも家を守るための契約なので、正当な理由が証明されなければ、家族と言えど簡単に解約には応じられないと。こちらも、死亡を証明するものの提出を求められたり、本当に大変でした。

これらはすべて、一人暮らしの高齢者である兄を丸めこんで契約にこぎつけたものなのかと思うと、妙に嫌な気分になりました。判断能力が衰えているからこそ、若い頃では絶対に契約しなかったようなものまで契約したのでしょうから。

今回の兄の件で、自分自身の未来についても考えるようになりました。
我が家にも飛び込みのセールスはよく来ます。「セールス・勧誘一切お断り」の札を出しているのですが、それだけで効果があるわけではありません。セールスが来た時に夫がその札を指差して「この日本語が読めないやつは帰れ」と厳しく言って追い返してくれるからこそ、私はセールス勧誘から逃れることができているのです。

今はこれで何とかなっていますが、当たり前の話ですが、いずれは私か夫、どちらかが先に亡くなれば、一人暮らしとなります。私が残された場合、その時にまだまともな判断能力は残っているだろうか、それに、夫も今は元気でハキハキとした物言いができていますが、いつかは兄のようにセールスを断ることができなくなるかもしれない・・・いろいろ考えると不安になりました。

私ももっと、高齢者を狙うセールスに対する自衛方法を考えておかなければいけないと思いました。まだ具体的に何からすればいいのか分からないのですが、「高齢者がセールスの言いなりになっているときりが無くなる」ということだけは兄の件で痛感いたしましたので、今から対策を考えて行きたいと思います。

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