定年生活.com トップ» 結婚 » 社会が悪い?

社会が悪い?

2012/7/9  社会が悪いんじゃなくて・・・ さん

子はかすがい
テレビを見ていたら、NHKで不妊治療の特集をやり始めたのでそのまま何となく見ました。
以前に同じような企画を別の番組でやったところ反響が大きかったようで、その後大規模なアンケートをとってこの番組を制作したようです。
番組は「産みたいのに産めない」というタイトル。
子どもを産む世代でなくとも興味のある内容でしたが、気になったことがありました。

番組が訴えたいことは、卵子は35歳を過ぎると老化が始まり、高度医療をもってしても卵子の老化が原因の不妊はいかんともしがたく、妊娠率は厳しくならざるをえない、はっきり言えば子どもを持ちたい人は35歳までに産みましょう、ということです。
平たく言えば、それより遅くなって慌てても後の祭りですよ、という警告です。

確かに、これまでは若年世代に避妊のことばかりを教えてきて、「産みどき」についての啓蒙はほとんどなされてきませでしたから、そういった意味で知識の普及が遅れたのは「社会の責任」といえるかもしれません。
ただ、番組の中で紹介されたアンケートの中にはそれ以上に「20代から30代前半は仕事を優先せざるを得ない環境だった」→「そういう社会でなかったらもっと早く子どもを産んだだろうに」というものが多数ありました。

え? ちょっと待ってください。
だって、「早く結婚して子ども産むといいよ~」って職場で言われたとしたら「セクハラだ」「差別だ」って声高に叫んできたのは女のひとたちではなかったの?
「男女平等!」「女は子を産む道具じゃない」と鼻息荒くフェミニズムを訴えてきたのはいったい何だったの?
結婚や出産より仕事を選んだのはご自分でしょうに。

30過ぎに結婚しながら「まだ旅行に行ったり遊びに出かけたり資格をとったりしたいから」と子どもを持つのを先延ばししてきたのはご自分でしょう?
「早く子どもを持ったほうがいい」という助言を拒みながら、いっぽうで「はっきり言ってくれなかった社会が悪い」というのはオカド違いです。

国民性なのか、社会の暗黙の了解なのか、子どもを持つかどうかということに世間がタッチするのはいけない、夫婦の問題だから、というのがこれまでの「空気」でした。
かといって明日からでもこの空気は変えられるものでしょうか?

子どもはまだいい、と言っている人に面と向かって「35歳を過ぎると卵子は老化するから急げ」と言えますか?
そうはいえないから、公共放送でもって「アンケートに語らせる」オブラート方式でやんわりと伝えざるをえないんでしょう。

ただ、それでは見なかった人はどうなるのって問題があります。見たのはおそらく少しでも妊娠などに関心がある人でしょうから。
となると、やっぱり中学の保体の授業で啓蒙が肝心です。
中高生だったら妊娠・避妊に続く話題は興味津々耳をダンボにして聞きますから。

それと芸能人の高齢出産を「普通に」取り上げるのもいけませんね。40までだったら大丈夫だと宣伝しているようなものです。
あの方たちが出産の喜びを語るのと同時に、私は運よく授かりましたが、みなさん35前に越したことありませんよというだけで相当な啓蒙効果はあるでしょう。

シニア向け特集記事

<お金や暮らしに関する特集>

 
老後の不安
(1)健康・お金  (2)働く  (3)過ごし方

老後の計画
(1)お金  (2)個人年金保険  (3)医療保険  (4)確定申告  (5)住宅ローン  (6)老人ホーム

老後の生活と年金
(1)把握編  (2)対応編  (3)独立編

定年後の生活費、どれくらい必要? / 退職時の貯蓄、どれくらい必要? /
年金生活・・・老後のお金について考える

定年後
エンジョイライフ / 貯金半減 / 月20万で楽々 / 無収入・一人暮らし /
健康オタク / 熟年離婚 / 熟年結婚 / 教育費貧乏

シニアの群像
(3)田舎暮らし  (4)海外暮らし  (5)野菜づくり  (6)写真展 

<働くことや仕事に関する特集>

元気で働く
64歳男性、看護 / 63歳女性、保育補助 / 58歳女性、クリーニング&パン

定年後
まだ働いています / 仕事がしたい  /  60歳からの働く /
会社に残れたものの / 早期退職か居座りか / 失業しています

定年後も働こう|定年後の独立開業 / シニア夫婦が自宅でしている仕事

シニアの群像
(1)異業種交流  (2)職探し  (7)独立開業

結婚に関する特集・投稿リストへ
 

トップページに戻る