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家の住み替えを考える

2012/8/15  真っ赤なバラと白いパンジー さん

シニア|住み替え
今の家を建ててからもうすぐ40年。
子供も独立し、夫婦二人には少し広すぎる家です。
最初は建て替えまたは大規模リフォームを検討していたのですが、夫といろいろ話しているうちに、いっそのこと住まいそのものを替えてみるのも手ではないか、という話になりました。

つい半年ほど前にも、馴染みだったご近所の方が「もっと利便性のいいところに行く」という理由で、マンションに住み替えをされたという事例がありました。確かに、建て替えやリフォームをすれば家そのものは快適にできますが、周りの環境が変わるわけではありません。今の住まいは車がなければ非常に不便なところですし、夫もいつか車が運転できなくなるかもしれない、ということなどを考慮すると「私たちも今のうちにもっと立地のいいところに引っ越しておくべきではないか」という感じに思えてきたというわけです。
それに、老後になって住まいを替える、というのは、今は珍しい事ではないようですし。

ただ、問題は居住形態です。
新婚時代に安普請のアパートで騒音問題に悩まされた私たちとしては、やはり騒音問題とはほとんど無縁で居られる一戸建てに住む魅力は大きく、できれば新居も「小さくていいから一戸建て」という気持ちはあります。しかしその反面、利便性の高いエリアとなると一戸建ての選択肢は少ない上に高額ですので、老後の資金をある程度残した状態で手に入れるのは厳しい、という現実もあります。

マンションであれば予算内である程度立地が良いところを選ぶのも可能ですし、階段を使わない生活ができる、という魅力もあります。それに、いくら何でも昔私たちが住んでいたアパートほどに騒音が気になるような造りにもなっていないだろう、ということは理屈では理解出来ているのです。
しかし、マンションの質が上がっているはずの今でも、騒音問題に関する不満の声は、インターネット上を見るだけでも枚挙に暇がない、という事実もあります。おそらく、最後の住まい選びになるでしょうから、失敗は出来ません。ですから今も、利便性を諦めて一戸建てを選ぶか、騒音等のリスク覚悟の上でマンションを選ぶかは、まだ結論が出ていないのです。

以前、私たちの住まいの近くで、一戸建ての「試住」という面白い制度を採用していた住宅会社がありました。試住というのはその字が示すとおり、試しに住んでみること。モデルハウスとなる住宅に実際に数日住むことを許可し、それで住み心地を確かめてもらおうという制度です。

こうした制度がマンションにもあればいいのに、と思いました。今空き住戸がある完成済みのマンションは、せめてゲストルームだけでも閑散期には購入検討者に解放してもらえないものでしょうか。ゲストルームと一般住戸では間取りもまるで違うということは分かりますが、音の響き方を確かめる最低限の目安にはなるのではないかと思います。

そんなわけで、私たちの「老後の住まいをどうするか」の結論はまだ出ていませんが、なるべく後悔のない住まい選びができるよう、いろいろ考えていきたいと思います。

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