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まさかの空き巣被害

2012/9/3  野原みどり さん

定年後の生活
犯罪被害というのは、ニュースなどでよく見ていても、何か「他人事」という感覚で見ていた私たちでしたが、先日、ついに被害の当事者となってしまいました。

裏庭の家庭菜園で野菜の収穫をしている隙に、空き巣被害にあったのです。

家庭菜園で収穫した野菜を提げて家に入ると、引き出しのいくつかが開けられ、中身が散乱していました。そして、一番上の引き出しに入れていた今月の生活費の残りである3万円が、きれいさっぱり無くなっていたのです。

最初は何が起こったのか分かりませんでした。
さっきまで一緒に裏庭に居た夫に「あなた何か探し物でもしたの?」と、聞いてしまったくらいです。

しかし、夫がやるわけもないこの散らかしよう、現金だけがきれいさっぱりなくなっている状況・・・と、目の前の出来事がどういう状態なのか考えているうちに、ようやく「空き巣が入ったのだ」と夫婦ともに理解しました。

正直言って、自分たちが空き巣被害にあうとは考えてもいませんでした。というのも、私たちが住む住宅街は昔ながらの閑静な住宅街で、「出かける時も鍵開けて」が当たり前のような状態だったからです。ですから夫が会社勤めをしていた頃から空き巣などに警戒をしたこともありませんでしたし、ましてや今は退職後で、ほとんどの時間は家に2人も居る状態。だからこそ余計に油断してしまっていたのでしょう。

近くの交番に届け出ましたが、やはり、私たち夫婦の危機感のなさをたしなめられました。
私たちが裏庭にいたのは10分そこそこの時間であることから、空き巣の犯人は少し離れたところで、私たち夫婦が鍵もかけずに裏庭に出たことを確認してから家に忍び込んだ可能性が高い、と言われました。
さらに今は空き巣だけでなく、家に人が居ても、深夜などの寝ている時間や、食事や入浴時などを狙って忍び込む犯人も居るそうです。しかもこうした忍び込みは、ほとんどが刃物などの凶器を持っているので、もし見つかった場合は襲ってくる可能性もあり、非常に危険な存在だと言われました。

「お年寄りだけの家が、そういう犯人に狙われやすいのは事実です。ですが空き巣や忍び込みのほとんどは、戸締りさえしっかりしていれば防げます。今後は外出する時だけでなく、家に居る時も施錠をするようにして下さい」とアドバイスをいただきました。

今回の空き巣被害で、つましい年金生活の中から3万円も盗まれてしまったのは痛手ではありますが、健康保険証や夫の免許証などの身分証明は盗まれずに済んだことは不幸中の幸いだったと思っています。これらが盗まれてしまったら、身分証明書を悪用した二次被害が出る可能性もあったのですから・・・。
それに、警察の方からも、今後の防犯のための有益なアドバイスを頂いたことも感謝しています。空き巣を捕まえるのは難しいでしょうし、仮に捕まえられたとしても盗まれたお金が返ってくる可能性はほとんどないのでしょうが、この3万円は今後のための授業料と考え、二度と同じ被害を出さないように、夫婦ともに気をつけて行きたいと思います。

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