僕って何

2012/10/10  白髪三千丈 さん

定年後の生活
50代後半、まだ元気に働いているが、もしかしたら自分は時代に取り残されているんじゃないかと思うことがある。

会社でも家でもパソコンを常用し、iPadやスマホを使い、ツイッターは嫌いだけれど、フェースブックは毎日開いているし、ユーチューブも好きである。
これって、そんなに遅れていないと思う。

日経と朝日を毎朝読み、電車の中では経済誌に目を通し、普通に帰宅する日は21時からNHKのニュース番組を必ず見る。
たぶん、世の中の動きにもキャッチアップしているのだろう。

しかし、しかしである。
カラオケで曲集を開くと、20代はほぼ100%知っていたのに、30代には50%まで落ち、40代では30%、そして最近は10%くらいしか知らない。
カラオケなど年に1~2回しか行かないし、テレビの歌番組には全く興味が無いのである。

若い芸能人もわからない。テレビといえば、ニュース、大河ドラマ、ゴルフ番組、そして五輪・W杯しか見ないから。
辛うじて知っているのは、大河ドラマに出た人。去年なら上野樹里や水川あさみ、一昨年なら真木よう子や貫地谷しほり、蒼井優とか。

20代の女性と飲みに行きたいと思わなくなった。
ちょっと前までは話題に困るようなことはなかったのだが、もう何を話してよいのかわからなくて、ちょっと煩わしいのである。
君のお父さんやお母さん、何して過ごしてるの? とか聞いても全然面白くないしねぇ。かと言って、さすがに自慢話をするほどのヤボではないし。
その代わり同年輩とたまに飲むと、異様に盛り上がる。
きっといつも同じ話題なのだろうが、毎回飽きもせず、楽しく飲めるのである。

3年前、子供たちが無事に就職し、記念に近所のゴルフ場の会員権を買って週末はそこでラウンドしている。
顔見知りの同年輩のメンバーと気軽な会話をしながら、3年間、同じゴルフ場で何回も何回もプレーしてきた。
飽きる? いや、とんでもない。
プレーは楽しいし、帰ってゴルフ番組を見ながら居眠りするのは、まさに至福の時間。
一向にスコアが伸びないことを除いては全くストレスが無く、実に気持ちが良いのである。

無理に新しいことをしない。興味が無いことはしない。ストレスが無い日々を楽しむ。
これって、一箇所をぐるぐる回っていて、成長を止めてしまった人間なのか。
日野原さんの本とかを読むと、そう思えてくる。

それとも、家族にも恵まれ、好きなことをして暮らす悠々自適の生活に近づいている幸せな人間なのか。
中高年の受難を煽り立てる記事を読むと、そんなふうにも思える。

なんとも不思議な気分。
むかし、僕って何、という小説が流行ったことをふと思い出す。
きっと、ずっとこんな気分で、歳を重ねていくのだろう。

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