思い込み

2012/10/16  アンチ・ステレオタイプ さん

定年後の生活
このところ大津の中学生自殺に端を発したいじめがらみのニュースをよく耳にします。
先日、地元新聞にもいじめについての投稿記事が載っており、そのうちのひとりの投稿者は80代の女性でした。

それによると、彼女は小学校(国民学校)低学年時代にクラスの女子全員(!)に無視されたり、たたかれたりツネられたりしたそうです。担任教師にまでも「どうしてあなたはみんなと仲良くできないの」と責められ、死にたいほどつらかったと。高学年で先生が替わってから事態が好転し、友達もできて長じてからはご自身も教師になられたことなどなど。

最近のニュースを聞くと、さも「いじめ」がこのごろ頓にひどくなったと言われていますが、今は孫をかわいがる「やさしいおばあちゃん」も昔はとんでもないいじめっ子だったかもしれません。
ピカピカ頭の好々爺だって、軍隊で部下を腹いせに殴りつけて営倉に放りこんだことのある鬼軍曹だったかもしれません。

80代のおばあちゃんの子ども時代は、みんなが伸び伸びして屈託なく、仲良く元気に外を駆けまわり、先生たちも今と違って良い先生がいっぱいいた「だろう」、というのは勝手な思い込み。
時代がどんなに移り変わっても、人間はそう変わるものではありません。

田舎の人はいい人で、都会の人は世知辛い。
太っている人はおおらかで痩せている人はケチケチしている。
これってイメージから連想する思い込みであって、本当ではありません。
田舎にもいい人はいるし犯罪者もいます。
太っていても神経質で細かい人もいれば、痩せていても鷹揚な人もいます。

シニアに対する思い込みも例外ではありません。
年寄りは気長で、我慢強い・・・。

先週スーパーのレジでのこと。
あとからやって来た品の良さそうなおばあちゃんが、自分は買うものがほんの少しだから列の前に行かせてほしいと、私の前に勝手に割りみました。確かに私のカゴの中は結構たくさんの食料品や雑貨が入っていましたが、夕方の忙しい時間、我慢して列が進むのを待っていたわけです。
みんな待っているんですよ、とは言えませんでした。
言えばよかったかな!? でも、周囲には明らかにおばあちゃんだからしょうがない、カゴの中身も少しだし、という許容の雰囲気が漂っていました。

おばあちゃんは、さっさとレジを済ませると思いきや、小銭を使いたいのか財布をいくつも出してかき回しています。
昼間の時間帯ならともかく、夕方の仕事帰りの女の人たちが時計を見ながら焦っている時間です。

同じことを若い人がやったら間違いなく注意されることでしょう。

おばあちゃんは何ごともなかったかのように長い行列を尻目に去って行きましたが、私の中に「お年寄りは辛抱強い(割込み行動などしない)」という勝手な思い込みがあったからこそ、何となく不愉快度が増したのでしょう。

同時に、子どもに対して注意できない大人がいるのと同様に、お年寄りに対して注意できない周囲もいけないのかな!?  と思ったしだいです。

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