盆栽

2012/10/30  定年後の楽しみ さん

定年後の生活|趣味
盆栽をやっている人と知り合って、話を聞く機会がありました。

盆栽など触ったこともない人には無縁の世界ですが、ちょっとかじってみるとこれが奥が深い。しかも、最近の盆栽界はなんかすごいことになっているらしいんです。

まず、海外の人気がすごい。ほとんどブームといっていいらしいんです。イタリア、ドイツ、イギリス、スペインなどの欧州諸国から、アメリカ、ブラジルなど、中国韓国などのアジア諸国も盆栽が流行っているそうです。そうした国々からディーラーが来日して、ごっそり盆栽を買っていくのだそうで、盆栽業者はそれによって息をついているのが現状です。お国柄にも寄って好みも違うそうで、中国などは人の背丈くらいの大きながっしりとしたものが好まれるらしく、欧州ではイタリアなどが美意識が高く、繊細な盆栽を好むそうです。アメリカでは、盆栽はただの曲がった木だとしか認識していない人が多いそうで、ま、そう言われりゃそうなんですけどね。

ひるがえって日本の盆栽界というのはまことにお寒い状況であるそうです。全国組織の日本盆栽協会はかつて3万人もいた会員がいまでは6000人に満たなくなっています。高齢の会員がいなくなったのはむろんですが、協会内の腐敗と堕落が会員に嫌われたとも言われています。

そして、当然、若い人が育っていない。海外では若者が盆栽を普及させようと、あるいは盆栽の芸術性に魅せられて、日本に勉強に来る人が多いのに比べ、ほとんど日本では若い愛好者がいない。盆栽というのは「芸術」としてのとらえ方になってしまい、趣味として取り組む人も少なくなっていて、そのため間口がどんどん狭くなっているのが現状なのです。盆栽界も間口を広げようとする努力をさほどしていないので、今後も先細りするいっぽうなのは間違いありません。

もともと盆栽というのはお金がかかるのです。「1億円買って、ようやく入り口」「3億円買えば一人前」「盆栽を語れるようになるには10億円」というくらい。いい盆栽をたくさん見て、たくさん買って、目を養って、そしていい盆栽を育てていく。そのためにお金がかかるということなのです。そういう現状ですから、盆栽というのは趣味の範疇を超えて、芸術の域に行ってしまっているわけですね。

お金になるとなれば、もっと活況になるかもしれません。上手に投資すれば、若い人々も関心を持つかもしれません。ある盆栽作家の人は、300万円で買った木を丹精して育てていって、最終的には2000万円で売ったことがあるそうです。ものすごい利益率ですが、盆栽を育てるのに20年かかったそうで、毎日毎日水をやり、葉を剪定し、枝を曲げて手間暇かけて、お金になるまでそれだけの時間がかかるわけで、儲かっているのかどうかわかりませんね。

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