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将来を考えての決断

2012/11/21  花鳥風月 さん

定年後の生活|庭の手入れ
我が家には、それなりの広さの庭があります。庭には植栽もたくさんありますが、かつては義父母がそれはそれはよく手入れをしていたので、本当に庭の雰囲気だけで「良家」と見まごうほどでした。

しかし今私たちは、義父母がかつて愛してきたこの庭を、潰そうとしています。植栽を全部伐採して、フェンスで囲まれたコンクリート中心の、味気ないガレージのような庭にしてしまおうとしているのです。

天国の義父母が知ったら、さぞかし怒る事でしょう。

ですが、私たち夫婦がそんな事を決断したのには、大きな理由があります。
それは「今はまだ二人とも元気だけれど、いずれ介護のお世話になる日が来るだろう」という事態になることが、避けられないと考えているからです。

実は私たちの家のご近所に、私たちよりも早く「夫婦二人暮らしで、二人とも要介護」という状態になったご夫婦が居ます。家の中の事は訪問したヘルパーさんがやってくれるのですが、ヘルパーさんの仕事には「枝きり」「草刈り」「草むしり」などというものは含まれません。そのせいか植栽も雑草も伸び放題で、今は家が非常に荒れたような状態になっているのです。そのお宅の隣に住んでいる方などは、たまらない状態でしょう。

そういう「老後の事実」を見てしまったからこそ、お金があるうちに、きちんとした判断力があるうちに、庭の植栽や雑草でご近所に迷惑をかける事がないように準備しておこう、と考えたのです。

もちろん、ヘルパーさんに来てもらわなければいけない状態になったとしても、枝きりや草刈り、草むしりなどは、そうした仕事をする業者にちゃんと料金を支払えばやってくれるでしょうが、介護費用がかさむようになるとそうした費用を捻出するのが難しくなるかもしれませんし、ひょっとしたらその頃は「業者に枝きり等をしてもらわないと、ご近所に迷惑がかかる」という判断さえできなくなっているかもしれません。ましてや、何らかの介護施設に入所した場合は、もう庭が荒れ放題になってしまうのは間違いないのです。

夫も、自分の両親が愛していた庭を潰してしまう事はつらいけれど、それ以上に、件のご近所の家のように、荒れ放題にして周りに迷惑をかけてしまう事はもっとつらい、という気持ちがあって、夫婦で相談した上で庭を潰す決断をしたのです。

さて、私たちは先日、この庭を手入れしました。かつて義父母がしていたほどに完璧な手入れではありませんが、私たち夫婦にとって、できる限りの精一杯の手入れです。そしてその手入れ後に、庭の写真を何枚も撮りました。大切な庭を潰してしまうからこそ、せめて何かの形で、「こんなにいい庭だったんだよ」というのを残しておきたいと思ったのです。

義父母が愛したこの庭が、この状態のままで居られるのはあとわずか。お正月明け早々に、大規模な外構工事が始まる事になります。今のうちにこの庭の姿をしっかりと目に焼き付けて、外構工事はすっきりとした気分で迎えられるよう、夫婦で心の準備をしていきたいと思います。

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