お墓の移転

2012/11/27  嘉子 さん

定年後の生活|お墓
父のお墓を建てるのを機に、祖父母のお墓を移しました。
同じ区画に、祖父母ら(H家)と父(F家)が並んでいます。真ん中の墓石はもちろん父ですが。

どんないきさつがあったかというと、 今年亡くなった父はいわゆるマスオさんで、母は三人姉妹の真ん中・次女で三男坊の父と結婚しました。養子ではないので、姓は変わりましたが父が購入した敷地に自分の父母らを呼び寄せて住んでいました。同じ地番ですが、祖父は小さな別棟を建てて祖母と住み、生計も別でした。祖父は傷痍軍人だったためしっかり年金をもらっていたのです。

母の姉も妹も嫁いでしまったため、H家には跡取りがいませんでしたが、どう考えても同じ敷地に住んでいる母が事実上の跡取りです。
実際、祖父母を看取ったのは母でしたが、父が亡くなって浮上したのがお墓の問題です。

父は養子ではありませんでしたし、F姓なのでH家のお墓に入ることはできません(できないことはないでしょうが、通例ではないでしょう)。
母が亡くなれば妻ですから父と同じお墓に入ります。
ということは、H家のお墓はその時点で墓守を失うことになります。孫にあたる私たち世代はいますけれど、近くに住んでいるわけではありません。

なお、都合が悪いことに祖父母が眠るH家代々のお墓は母の自宅から車で40分ほど離れた山のてっぺん付近の畑の中にあります。軽自動車がようやく1台通れるほどの細い道で、いつもUターンに苦労するのです。どうしてH家のお墓がそんな辺鄙なところにあるのか、そのあたりの理由は母でさえわからないと言っています。

父のお墓は、地域の組合によって管理される墓地公園のような集合墓地の一角で、もう何年も前から土地だけを買っていました。
今回は墓石を建てるだけでしたが、母の懸念は山のてっぺんのH家のお墓です。あのままにしておけば数代先には無縁仏になることは必至で、そのことがわかっていながら放置するわけにもいかず、最終的に父のお墓と同じ区画に移転をすることにしたのです。

お墓の移転は一見面倒くさそうですが、墓石業者さんはよく心得ていて、手続きも含めて一から十まで親身にやっていただけました。
道路工事でお墓の移転はよくあることなのだそうで・・・・・・。

依頼主が準備するのは登記の書類と御霊(みたま)抜きの日程を設定するだけ。実家は神道なので神主さんへ依頼しました。
業者さんは墓地の大きさに合わせた墓石とデザイン、元の墓石のアレンジ、墓誌はどうするかなどを母に懇ろに聞いてくださってとても助かりました。

そして、先日の百日祭。父の納骨と移転した祖父母のお墓の御霊入れを終え、すべて無事完了しました。
祖父母代々のH家と父のお墓F家。

並んだ墓石に親戚一同みな安堵しました。義理の関係でしたが、今生でも仲が良かった祖父母と父も、あの世でにぎやかになったと喜んでいることでしょう。
そして、一番胸をなでおろしているのは他でもないこの私。

F家を継ぐべき兄は独り身(離婚)。私は他家に嫁ぎ、こんどはF家の墓守は、私の子どもにまでのしかかっているのです。
信じられないほどの偶然ですが、私の嫁ぎ先W家とF家のお墓は同じ墓地公園内。
これなら将来子どもらも、お墓参りなどで苦労しないだろうと思うのです。

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