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えびす講が終わると

2012/12/3  えべっさん さん

定年後の生活|シニア
私が子どものころ(もう数十年も昔です)、11月半ばのえびす講で母がよく冬物の靴下や下着を買っていたことを思い出します。
フリースなどなかった時代。

生地の厚い冬用の靴下や長袖のシャツはモコモコして着心地が悪く、風邪をひくからと怒られても薄着をしていました。
衣類の買い物など子どもにとってはおもしろいものではありませんでしたが、えびす講の商店街では豚汁やお汁粉がふるまわれ、行き交う人々にまぎれてふうふうしながら熱い汁物を食べるのは悪くありませんでした。

つるべ落としのようにあっという間に日が短くなり、葉を落とした木の枝が寒空に揺れるこの時期、本格的な冬支度が始まります。
朝起きるのがつらくなり、外出もおっくうになりますが、それでも田舎にいると、この季節ならではの冬ごもりの準備があちこちで見られます。

まずは薪の準備。
もちろん、薪ストーブ用です。持ち家が多く、薪の調達が比較的容易な私の地元は全国的にみても薪ストーブの先進地域で、専門の販売店がいくつもあります。
薪ストーブは原始的な、いわゆるローテクの暖房機。自動点火もタイマーもなく、鋳鉄の入れ物に薪を入れて燃やすだけ。
ところがその熱は輻射熱なので体の芯から温まり、家全体を包み込みます。赤々と燃える炎のゆらぎもまた心をなごませます。
そろそろ薪の準備をしなくては、というのは面倒などころかむしろ楽しみでさえあります。

外では霜(しも)対策を怠ってはなりません。
霜が降りると畑の野菜がしおたれて変色してしまいます。まさしく「霜やけ」。
大根やネギなどは土が柔らかいうちに穴を掘り、その中に入れて土をかぶせておきます。気温が零下になっても土の中はあたたかいので(動物が冬眠するわけですね)、適度な温度で保温され野菜が長持ちするのです。

外で飼っている犬(キャバリア)の小屋にも毛布を敷き、雪が降るほどの寒さになると湯たんぽを入れます。湯たんぽの上で気持ちよさそうに寝ているところを見ると、犬は寒さに強いとはいえ、やはり暖かさは快適なのでしょう。

そしていよいよ面倒くさいのが車のタイヤ交換です。
物置から重いタイヤを積み下ろしするのを考えるとついおっくうになってしまい、まだまだと思っているうちに、急に雪の予報がでる・・・・・・みんな一斉に最寄のガソリンスタンドにタイヤを持ち込む、というパターン。
軽自動車であれば自宅の車庫で作業できますが、普通車となるとそうはいきません。
都会ならともかく、田舎では車がないと仕事に出かけることもできませんし買い物ひとつとっても不自由です。

これで一安心と息をつくころ、寒さは一段と厳しくなり本格的な冬将軍がやってきます。

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