火の用心

2012/12/19  ヒノモトチュウイ さん

定年後の生活
空気が乾燥してくるこれからの季節、火災が増えてきます。

住宅火災の死者は毎年1000人を越えており、そのうち高齢者が7割だそうです。

アメリカでは、住宅用の火災報知機の義務化で死者の数が大幅に減ったことから、日本でも消防法により、住宅用火災報知機の設置が義務づけられました。

消防庁のデータを見ると、火災が起きている場所は一般住宅が最も多く、旅館・ホテル、病院・診療所と続き、飲食店や店舗、会社などは比較的少ない様子です。

出火原因の1位は、たばこによるものです。喫煙者は減っていると思っていたので、たばこがトップは意外でした。

2位に石油ストーブや電気ストーブ

3位は配線器具

4位はガスコンロや電気コンロ

5位はマッチ・ライター

6位はローソク・電球

7位はこたつで、あとは、その他の「原因不明」です。

寝具や衣類に着火とか、カーテンやじゅうたんに燃え広がって死亡しています。

逃げ遅れて死亡した人も多く、熟睡していたとか、泥酔していて逃げられなかった人もいるようです。

荷物を持ち出そうとして逃げ遅れるとか、一旦避難したものの家の中に戻って死亡したケースもあります。

火災の起こる時間帯としては、昼間の方が多いようですが、死者数は就寝時間帯に増えています。

ところで、火災保険には加入されているかと思いますが、賃貸住宅で自分の部屋から出火した場合は当然のように思われますが、隣の部屋から火が出た場合も、自分の保険で払わなければならないことがあるようです。

失火法により、重大な過失がなければ自分が火元であったとしても、損害賠償義務が発生しないことになっています。

また、アパートでほかの部屋が火災に遭って自分の部屋は燃えなかったとしても、消化活動などで水びたしになるなどの被害が発生すれば、賃貸住宅には現状回復の義務がありますから、元の状態に戻さなければなりません。

「火災保険なんて必要ない」とおっしゃる方、以上のような理由で火災保険への加入は大事です。

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