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家庭菜園の思わぬ落とし穴

2013/3/5  ツクシ さん

定年後の生活
夫婦二人きりの老後生活はのんびりしていていいのですが、あまりにもやる事がなくて退屈を感じる事もしばしば。

無理をしない範囲で、楽しめる事を見つけよう、と考えた上で思いついたのが、「家庭菜園を始める」という事でした。うちには狭いながらも庭があるのですが、狭いので洗濯物を干すのも庭よりベランダを選んでしまい、庭は何も活用してこなかったのです。

そんな庭ですが、ちょっとした家庭菜園くらいならできる、と思いました。
今なら家庭菜園の野菜の世話ができる時間は十分すぎるほどにありますし、何より、野菜代が節約できるだけでなく無農薬で作れば安全性も高いという一石二鳥が得られると思ったのです。

そして去年に家庭菜園をはじめ、育てた野菜を毎日の食事に活用していたのですが、ある日、お隣さんに「余計なお世話かもしれませんが、土壌の検査か改良はされましたか?」と聞かれたのです。

実は、私たちはこの家に住み始めてからまだ10年そこそこ。それまで子育てをして過ごしてきた家の老朽化がいよいよひどくなり、周りもゴーストタウン化してきた事から、「建て替えるくらいならせっかくだから引っ越そう」という事で選んだ住まいでした。

しかし実は、私たちが住んでいる家は、元々は化学工場の跡地だったのです。

私たちがその家を選んだときは、すでに住宅地としての整備が完全になされており、離れた地域でしたので、そんな過去があった事も知りませんでした。

そういえば、ご近所で家庭菜園をしている人は、ごくわずかだという事に気付きました。
化学工場の跡地だったという事を知っていれば、土壌汚染が怖くて家庭菜園を避けるのは当たり前だと、今ならよく理解できます。

その事を知ってから、これまでどおり家庭菜園をするのが怖くなりました。
最初は「家庭菜園をするところだけ、50センチほど土を掘って捨て、いい土を買ってそこにそっくり入れ替えようか」とも考えたのですが、それでもいずれ地中からじわじわと汚染物質がやってくるかもしれない、と思うと、やはり怖いと考えてしまいます。

そして結果的に、今年の家庭菜園は、庭の土壌と野菜を触れさせない、プランター使用での野菜作りをすることに決めました。
プランター使用では収穫できる野菜の量も種類も減ってしまうでしょうが、これなら最初にプランターに入れる土を間違いなく選べば、安全性は確保出来るはずだと考えたのです。

それにしても、去年は汚染されているかもしれない野菜を食べ続けていたと思うと、何も知らずに家庭菜園を始めてしまった事が少し悔やまれます。
もしお隣さんが土壌の事について何も言ってくれなければ、それに気づくこともなく、今も汚染の可能性がある野菜を食べ続けていたでしょう。

家庭菜園というのは、誰でも手軽にできるものなので気軽に考えがちですが、「野菜を作る土地がどうなっているか」という、安全面の根本はしっかりと事前に知っておくべきだったと思いました。

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