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プチゴミ屋敷

2013/5/16  ちりあくた さん

定年後の生活
テレビでゴミ屋敷を見たことがあります。不潔さもさることながら、異臭や放火される心配もあって近隣住民の不安と不満がクローズアップされていました。こんなひと、いるのかな、と人ごとのように思っていましたが、最近同じ地区にプチゴミ屋敷が二軒もあることを知りました。
散歩がてらウォッチしているこのごろです。

「プチ」ゴミ屋敷は、家全体ならず外までもゴミがあふれ出している本物(?)のゴミ屋敷と違って、その一歩もしくは半歩手前の状態です。

プチゴミ屋敷の特徴のひとつは、ベランダの状態にあります。ベランダにゴタゴタと物が積み重なっており、それらはおよそ屋外にあるのが不自然な類のものです。たとえば、ベランダにタンスやテレビ、ベッドマットレスが出してあるとか(もちろん雨ざらし)。そんなものがベランダに出してあれば、物干しはできませんし、窓だって開けられなくなります。いったんベランダに出されたそんな粗大ゴミは容易に片付けられません。処分に困っても、普通そんなところに出すはずがありませんから、やはり感覚としておかしいわけです。

その家がプチゴミ屋敷であると露見したわけは、バイパス道路の工事で区画整理が行われ、そのゴミ屋敷のすぐ隣にあったガソリンスタンドが移転したからです。ガソリンスタンドの壁の陰に隠れていたその家は、区画整理の更地の向こうに堂々とその姿を現したのです。

そのお宅はご商売をされているので、気の毒ですが、お客さんは確実に減ったと推測されます。あの二階のベランダを見れば・・・・・・。そこのうちの、おばさん(70代おばあさん)をときどき見かけますが、ごくごく普通のおばさんなのが不思議。

二件目のプチゴミ屋敷はなんと、そのおばさんの娘さん(40代)の家です。
ここのお宅は、外にゴミが出ていることはありません(ベランダなし)。ただ、一年中カーテンが締め切ったままで窓が開けられているのを見たことがありません。そのカーテンは窓面にギュッと押しつけられた様相で、中から何かが圧迫していることは一目瞭然です。 つまり中はパンパン・・・・・・。

PTA関係の資料の配布をしに行ったところ、お留守だったので玄関ドアの横にある新聞や郵便を入れる口から資料を差し込もうとしたとき、中がチラッと見えてしまったんです。ここにどうやって住んでいるんだろうか、家族四人がここで普通の生活を営んでいるとは想像できない空間でした。ここには小学生と中学生のお子さんもいて、奥さんを時折見かけますが、ひとめでそれとわかるブランドもののバッグをもち、ほかのお母さんたちと集っています。つまり社交性は問題ないのでしょうけど。

プチゴミ屋敷二軒が親子であることを考察すると、片付けられない症候群は、遺伝するんじゃないかと思えてきます。むかしっから家の中、こんなだったよーという感覚と耐性が受け継がれてしまうという意味で。
このままあの二軒のお宅がどうなっていくのか、不安です。

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