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大人の休み時間

2011/7/7  五十嵐 龍哉 さん

定年後の生活|大人の休み時間子供の頃の遊びを思い出す事は出来ても「何故あれほど遊びに夢中になれたのか?」を思い出そうとしても中々思い出せず、自分でも理解に苦しむ。
冷静に考えて、朝から晩まで夢中になって遊べる持久力と集中力だけを取ってみても、子供とは何と凄い生き物なのだ!と感心してしまう。
シニア世代の大人に「一日中遊んでいろ!」と命令しても子供の頃の様にはいかないだろう。
(ギャンブル好きの人は別として。)

子供の頃の私の頭の中を割ってみたら、きっと食欲と遊び、そして宿題をやっていない負い目で埋め尽くされていたことだろう。
今の私の頭の中と云えば?
『 仕事、仕事、欲、仕事、欲、家庭、仕事、欲、仕事、仕事、親、仕事、欲、仕事、仕事 』
たぶん、こんな程度だろう。
考えただけでもつまらないものだ。
これなら、子供の頃の方がまだマシに思えてくる。
『少年の心をいつまでも持ち続けていたい』と願ってはいたものの、現実は私を少年のままにしておいてはくれなかった。まぁ誰しもがそうなる運命だと云えばそれまでなのだが、稀にそうではない人達をみると(例えば、私的に所ジョージさんなどが当てはまるのだが)羨ましく思う事がある。

少年時代に限らず、若い頃は深夜まで、時には徹夜でマージャンに明け暮れた時代もあったのだが今ではそんな元気すらなくなり、付き合ってくれる仲間もいなくなってしまった。ある時期を境にみんな卒業してしまったと云う訳だ。
ところが、最近になって私にちょっとした遊び心が湧いてきたのだ。
あろう事か、遊び相手は妻である。
『脳のトレーニングに付き合って欲しい』との理由で妻から要請があり、チェスの相手をする事になったのだ。
受諾はしたものの、子供の頃棋士にあこがれた事もある私だがチェスには触れた事も無い。
妻はと云うと、中学の時『チェスクラブ』を創設した経歴の持ち主だ。彼女もまた、私と同じ様にこどもの殻を脱ぎ捨てて大人になって来た一人ではあるが、交友関係が広い分私よりは大人のパーセンテージが低い。

妻の指導を受けチェスを始めてみたが、付き合ってやるつもりが何と!面白いではないか。
将棋に覚えのある私だが、返ってそれが仇となり思わぬ落とし穴に落ちてしまう。
対戦相手が妻なので、負けると尚更悔しいのだ。

それから私は、好きなテレビ番組を見逃すまいと急いで家に帰る子供の様に、毎日早く帰宅するようになった。
何故早く帰宅しているかと云うと、パソコン上でチェスのサイトへ行き初心者コースで腕を磨く為だ。勿論、妻に勝ちたい一心で。
夕食の後、茶碗を洗っている妻を急かし一局お手合わせを申し出る。負ける、「もう一局」負ける、「もう一局」の繰り返しである。
流石に妻も疲れてきたのか「今日は3回で終わりね。」と言ってくるようになったが、「今日はやらない。」とは言わない。
私も随分上達し、パソコンの中では中級の強い方達と戦っても勝てるようになってきた。それにも関わらず、妻にはどうしても勝てないのだ。

不思議に思っていたある晩、開けっ放しになっていた妻のパソコン画面にチェスのサイトが映し出されていた。何と妻も訓練を重ねていたのだ。しかも対戦相手はセミプロ・クラスだ。
敵も(勿論妻の事である)あっぱれだ。
最近の私達は、まるで昼休みに校庭に飛び出していく子供達の様である。

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