旅先で・・・ご当地ものじゃなくてもいいじゃない
2013/8/29 道子 さん
年金生活で夫婦二人暮らし、となれば、夫婦で旅行に行く事を老後の楽しみとしている人たちも多いのではないでしょうか。
私たち夫婦も、そんな「旅行を楽しみにしている夫婦」です。海外にまでは行かないのですが、国内旅行は1泊2日から3泊4日程度のものを、年に5、6回のペースで行っています。
夫婦で働いていた頃は、1泊2日の国内旅行を年に1度か2度、行けるかどうか、というのが精一杯でしたので、これだけの頻度で行けるというのは本当に嬉しいです。それにしても、年金生活に入って間もない頃は、とにかくこれから頻繁に旅行に行ける、ということが嬉しくて、旅行中もやたら張り切っておりました。
パッケージツアーの行程に組み込まれている観光を楽しむのはもちろんのこと、少しでも自由時間があれば、ご当地の名物を食べに行ったり、ご当地みやげをいろいろ探して買って帰ったりと、とにかく「ご当地の思い出を少しでも多く」と必死になったものです。しかし・・・年金生活も5年目にさしかかってくると、かなり旅行の経験数も多くなってきました。
そしてその旅行回数と比例して、家に山のように存在するご当地グッズの数々、、、買って帰ったものの何かに使うわけでもない、まさに「箪笥の肥やし」がどんどん増えてしまったのです。これではいけない、家に不要なものが溜まるばかりだ、と思い直しました。
また、ご当地の名物についても、考えてみればツアー中にそれなりに頂いている機会も多いわけで、無理をしてまでさらに食べることはない、と考えるようになったのです。
それで夫と話をして、私たちが出した結論は「自由行動の時間は、どこに居てもいつものようにくつろぐことを考えよう」というものでした。
私たちは、自宅でほっと一息つきたい時にはいつもコーヒーなどの飲み物を飲んでいるのですが、旅行先でもそのように過ごす時間を作ってもいいじゃないかと考えたのです。
そんなわけでここ最近の旅行は、自由時間ともなれば喫茶店などを探し、名物等にこだわらず、ゆったりと落ち着く時間を作るようにしています。
また、ご当地みやげを買わなくなった代わりに、家で必ず消費するであろう茶葉やコーヒー豆などで、良さそうなものがあれば買う、というやり方にしました。今私は、飛騨地方に旅行に行った際に買ってきたコーヒーを飲みながら、この投稿の文を作っています。
旅行に行ったらご当地ものを買わないと意味がない、と思う人も多いと思いますが、こうして日常生活で消費できるものを選ぶことで、家に不要なものが増えることもありませんし、たとえコーヒーであっても、「ああ、これは飛騨で買ったコーヒーだな」ということを思い出しながら飲めば、旅の思い出はよみがえるというものです。
今では、こうした旅行のスタイルを、「何度も旅行に行ける年金生活者ならではの贅沢な楽しみ方」と割り切って楽しんでいます。
旅行中の良い気分転換とリラックスにもなるということを実感しているので、もっと年金生活者の間で、こうした「ご当地ものにこだわりすぎない楽しみ方」が広がってほしいです。
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