中国との関係
2013/10/21 偏平足 さん日本と中国と韓国との関係が悪化して1年ほどが経ちました。
政治的に国民感情的にどうかという問題はありますが、中国や韓国に進出している企業としてはどう考えているのか。新たに進出したいと思っているのでしょうか。
実は、多くの企業が韓国はともかく、中国には足がかりを得たいと思っています。環境的にそれが整っていないだけの話ということです。
資本主義下にある企業というのは、儲けることが第一です。利益を得るためには政治とか民族とかは関係ない。関係あるのは、利益とリスクの兼ね合いだけです。
利益を上回るリスクがあれば進出しない、リスク以上に利益が取れれば進出する、ただこれだけなのです。
現状では中国には利益を遙かに上回るリスクがあるので、進出する状況にはありません。逆に言えば、そのリスクが軽減され、利益を下回れば、こぞって進出する可能性はあるということです。
この場合のリスクというのはいろいろありますが、小売業についてはリスクは限定的です。何かまた暴動があっても、在庫を捨ててしまう覚悟があれば、損失はそれ以上には広がらない。商品に保険をかけていれば、リスクはほとんどないのです。
問題はメーカーの技術や金型などキーテクノロジーを向こうに持って行った場合。これを盗まれると被害は甚大。企業の存亡にも関わりますから、自己防衛策としてはキーになる技術は日本に留めておくことですね。
あと、忘れてならないリスクは、人質。中国共産党の意向次第で日本人が拘束され、人質に取られるリスクが常にあるのです。これを防ぐ手段は本質的にはありません。せいぜい妻子を移住させないようにするくらいですか。
日中では少しづつ経済交流が活発化しつつあるようです。さすがに中国も日本をダイレクトに敵に回す愚を悟ったようで、できれば尖閣は凍結、経済交流を進める、という、ある意味虫のいい戦略に方向転換してきました。
日本企業もそれに乗るのは別に問題はありません。国民感情云々はまったく別の問題ととらえるべきでしょう。儲けさせてもらえば、反日だろうが関係ない、ということ。
なんといっても巨大な人口を有する中国の「潜在」市場としての有望性は変わらないのですから、その分のリスクを減らしてもらえば「自己責任」で進出していくでしょう。そのリスクを減らすのは中国側の努力にかかっているのです。
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