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挨拶を忘れた大人達

2011/7/11  鈴木季衣 さん

定年後の生活|挨拶を忘れた大人たち最近、一念発起してスーパーのレジでパートを始めたのです。
年金と貯金で働かずとも暮らしていけるのですが、毎日の暮らしに飽きてしまい主人を家に置いて主婦と主夫を交代する事になった訳です。
定年後世代の主人は慣れない主夫仕事に文句を言いつつも案外楽しそうにやっています。
新しい事への挑戦は幾つになってもワクワクするものです。
短時間とは言え、仕事始めから1時間もしない内に足が棒の様になってしまいます。まるで水やりを忘れた朝顔の様に一瞬にして干からびてしまうのです。
時間が決まっているので「仕事が永遠に続くわけではない!」「有閑主婦の気まぐれとは思われたくない!」と自分に鞭を打ち元気にレジに立っています。

私の仕事の時間帯は主に朝なのですが、全くもってお店に活気がないのです。
24時間体制のスーパーですので、始まりも終わりも無くだらだらとした雰囲気のまま私の仕事がスタートするのですが、職場に活気が無い訳を自分なりに考えてみましたところ「挨拶」がないのです。
お客様に文句を言っても仕方ありませんが、「いらっしゃいませ、おはようございます。」とお声をかけても、返ってくるのは小さなお子さんからのお返事だけなのです。親御さんの方からは全く返事が有りません。
それは仕方がないとしても、私が一番驚いたのは店員さん、つまり職場の同僚が全く挨拶をしないのです。
ロッカールームで着替えてからタイムカードを押すのですが、仕事が終わった方と入れ違いになりますので「おはようございます、お疲れ様でした。」と声をかけるのですが、頷くだけで何の返答もありません。

それが若者なら私も「仕方ない」と思う所ですが、どう見ても同世代の方達です。
仕事状況を見ていても、従業員同士でも挨拶が出来ないのですから、当然お客様への態度も悪く、商品の出し入れをしている方等は「いらっしゃいませ」の一言もないまま平気でお客様の後ろを通り過ぎていきます。
これでは、立派な額に入れられた社訓の数々を成し遂げられる訳が有りません。

「礼に始まり礼に終わる」と教わってきた私達世代のはずなのに、これでは仕事以前の問題です。早朝のお仕事をしている方は定年退職後の方が多いのですが、夕方出勤のアルバイトの若い男の子達の方がよっぽどしっかりとした挨拶が出来ていますし、仕事もテキパキとこなしています。

ある時、同じ時期に入ったパートの女性に「いつも元気があっていいわね~、挨拶を聞いているだけで気持ちが良いわ。」と言われた事がありました。
心の中では色々と言いたい事がありますが、私は少し大きめの声でみなさんにも聞こえるように応えました。
「挨拶も仕事の内ですよ。いらっしゃいませが言えなかったらお給料を頂けませんからね。」
嫌味な言い方だとは思いましたが、お客様に気分良くお買い物をして頂く為の最低条件でもあり、人としての最低条件でもあると思います。
ですから、これからも心を込めて「いらっしゃいませ。」と大きな声で言い続けるつもりです。

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