お盆の準備はいかがですか。
私は、毎年のことなのに、バタバタと準備しているので曖昧になってしまいがちなので、今年は、ちょっと余裕をもって準備をしようと思います。

シニア世代、定年後世代になると、若い頃と比べて、時間に余裕がありますので、年中行事に拘ることなく、うれしいことや悩んでいることを報告したり、他愛もない話でお仏壇やお墓の前で手を合わせることが多くなってきました。
日頃から、ご先祖様は、話し相手になってくださって大変お世話になっていますので、きちんとお迎えをし、お見送りをしたいものです。

また、お盆は、家族や親せきの絆を確認する日でもありますね。
日頃、会うことが少なくなった家族や親せきが集まって、お仏壇に手を合わせ、そして、お墓参りをすると、心が静かになり、癒されている自分を実感でき、それと同時に家族、親戚の大切さも改めて感じることができます。

そんな思いを大切に、今年のお盆は、2つに注目して準備しました。

１．盆棚とお供え物
２．お墓参りの便利グッズ

見よう見マネで準備をしていたのですが、不安なので、ご住職さんにどうすれば良いのかを聞いてみました。

まずは・・・盆棚とお供え物の準備からです。
①敷物を引いた小机（経机）を用意して盆棚を作ります。
②お位牌、過去帳などを中央に置きます。
③五供（ごく）を準備します。五供とは、香・明かり・花・水・食べ物のことで、
これらがお供え物にあたります。
④お盆のお供えの特有なものとして、なすときゅうりをお供えします。
きゅうりは、馬に例えて「私たちのところに、ぱかぱかと、早く帰る」という意味があり、なすは、牛に例えて「のそのそと、戻っていく」という意味があるそうです。（地方によっては、別の説もあるそうですが）

次に・・・お墓参りの便利グッズについてです。
お墓をきれいにするためのお掃除用具やお参りに必要なお線香やロウソク、マッチ（ライター、着火マン）、お数珠・・・と細かいものをたくさん持っていかなければなりません。お墓に到着してから、「これも持ってきたら良かった」とか「あれも必要だった」など、後悔することがあります。
そこで、まとめて持っていけるようなグッズを用意しておくことにしました。

お掃除道具は・・・
100円ショップでぜ～んぶ購入できますので、ご準備のご参考にしてくださいね～。
①用途に合わせたブラシ（･花筒を洗うためのブラシ・字が彫ってある細かい部分の
お掃除用ブラシ）
②タオル2枚程度（水ぶき用とからぶき用）
③スーパーの袋を数枚

お参りのときに備えて・・・
①お線香、ロウソク、マッチ（ライター・着火マン）を入れるボックス
②風よけ（これは便利です）

上記を一つの手提げ袋に入れておきます。

いかがですか～。
お盆には必要な物ばかりなので分かっているのですが、つい、うっかりして、忘れ物をしてしまいがちですよね。用意周到をお勧めしま～す！
（地方や宗派によって、色々違うみたいなので、お気をつけくださいね）

これで、今年のお盆は、慌てず心落ち着いてお参りができそうです。
「どうぞ、ご先祖様、安心してお越しくださいませ。」うふふ・・・（＾＾）

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