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生きるということ

2011/8/28  kenken さん

定年生活|生きるということ人生の三分の二を過ぎた自分は、さぞや物知りか、屁理屈が上手になっているかどちらかだろう、そんな思いを込めて私は自分に聞いてみたくなった。
カチンと氷が滑るグラスを一瞥した。些細な音だが、夏の音に僅かばかりの敬意を払った。ダイニングかソファーに移動すると、私は腕と足を組み目を閉じた。
(…さて、聞いてみよう…)
「一日は短いと思うかと我に問う。」「時計の長針が二十四回も通過するじゃないかと我は言う。」
「よく行く渋谷はそんなにいいかと我に問う。」 「青信号を渡るようなものさと我は言う。」
「起きてる時間と寝てる時間、どちらが長いかと我に問う。」「起きてるときに決まってるだろう、夢を向かってるんだからと我は言う。」
「幸福行きの列車に乗りたいかと我に問う。」「帰りたくなるなるからごめんさと我は言う。」
「宇宙人はいるかと我に問う。」「彼等から見たら僕等が宇宙人さと我は言う。」
「太陽が西から昇ったらどうしようと我に問う。」「明けの明星が金星でなくなるだけさと我は言う。」
「もし総理大臣になったらと我に問う。」「一律は止めるさ、公平じゃないからと我は言う。」
「もし宝くじが当たったらと我に問う。」「友達という奴が一瞬にして50年間に知り得た友人の十倍は増えるだろう。しかし遅かれ早かれ引き潮さと我はいう。」
「婚約者と親友、二人に一人のときどちらを選ぶと我に問う。」「婚約者に決まってるさと我は言う」「何故かと我に問う」「婚約者よりも俺を選べという親友なんか、親友じゃないからさと我は言う。」
「空の色と花の色、どちらが和むと我に問う。」「花の色さと我は言う。」「何故かと我に問う。」「花は花になるために咲くからさと我は言う。」
「死にたいと思ったことはあるかと我に問う。」「明日死ぬという約束があったら、誰もそんなことは思わないさと我は言う。」
「一年は短いと思うかと我に問う。」「二十歳からの十代は九年、三十からの十年は八年とだんだん短くなるよと我は言う。」「死に急いでいるのかなと我に問う。」「生き急いでいるのさと我は言う。」「一つ見たら二つ見たくなるみたいにさと我は言う。」
「夕立は美しいかと我に問う。」「傘がある奴、あるいは恋人と雨宿りする奴にとったらそう思うだろうさと我は言う。」
「携帯電話は便利かと我に問う。」「感情を隠すには持ってこいだと我は言う。」
「自分の名前は気に入ってるかと我に問う。」「服を脱ぐようなわけとは違うと我は言う。」
「いったい何が面白いかと我に問う。」「君が面白がるのを見るのが面白いさと我は言う。」
「仕事は好きかと我に問う。」「好きでするんじゃないさ。生きるためにするのさ。もっと究極的なものさと我は言う。もっとも、好きに越したことはないけど・・・とぽつりで我は言う。」
「生きるということは、と我に問う。」「大切な人を見つけ、その人の好みを見つけ、できるだけ頻繁にその好みに叶うことをしてあげることさ。その行いを期待する人に対してだということは言うまでもない、と我は言う。」

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