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老後を模擬体験

2011/9/8  老後前のシニア さん

定年後の生活|老後を疑似体験我が家は、私たちシニア夫婦と娘一人の三人暮らしです。娘一人、と言ってもまだ上に二人、娘がおり、その娘たちは既にそれぞれ一人立ちしています。三女は一番上の長女と一回りちょっと離れているので、私はシニア世代に入ったとはいえ、長い長い育児期間であると感じることもしばしば…。普段の生活は現役世代と同様に、朝からお弁当作りに家事、パートから戻ってからはそれぞれに日々帰宅時間が違う主人と娘の食事の支度、と一日フル稼働です。三女も高校三年生、今年いっぱいくらいで、少し時間に余裕のある生活になるのでは…と思っていました。

そんな三女が先日、初めて友人宅へ外泊することになりました。友人宅で親しいお友達数名が集まり、試験勉強に励むとの企画だったようです。突然の企画だったので、私が耳にしたのは当日の朝でした。上の娘たちもしばしばやっていたことなので、反対する余地もなく娘を送り出しました。さて、それからの私の一日…。普段通りにパートへ出掛け、お昼になると昼食を終えた直後から「さて、今夜の晩御飯は何にしよう…」と考えるのがいつもの私。でもその日は、「さて、…あ、父さんと二人かぁ」と何だか気が抜けたような気分でした。

シニア世代に入った今更、子供がいないからと言って、夫婦二人でオシャレに美味しいものを食べに行こう、という気分でもなく、かと言って家で素敵な演出の食卓…というにはいい年した夫婦には不釣り合いだと思ってしまったのです。むしろそれよりも、普段忙しなく動き回っているので、静かな家でのんびりできる~! という開放感に浸りたい一心でした。

そんな気分で勤め先を後にし、いつも帰宅途中に足を運ぶスーパーへ。いつもは夕飯の食材に娘のお弁当の材料やお菓子などカゴ一杯でレジへ並び、そうしながらも頭の中はこれから帰宅してからの家事の段取りで一杯…。それなのに「あ、今日はそんなに慌てなくても大丈夫だった」と思うと、何と雑誌の立ち読みまでしてしまったのです。それからゆっくり帰宅してからも、帰ってくるのは主人一人。食欲旺盛な年でもないシニア年齢二人分の食事を簡単に作り、向かい合う席で夕飯を食べた時には、夫婦そろって「静かだね…」の感想しか出てこないのです。

普段はおしゃべりな娘の学校のこと、部活のことなどを一方的に聞いているだけの夫婦なので、いざ二人となると今さらどんな会話を交わせばよいやら。何となく気不味い空気すら感じる中、私の口から出た一言は、「老後を模擬体験って感じだね…」。ぎょっとする主人曰く、「まだ高校生がいるんだ。老後なんてまだまだ先!」との返答でした。

確かにシニアになったとは言え、まだまだ現役で頑張らなければならない私達です。でも、今回の夫婦二人だけの生活…老後の模擬体験…。のんびり時間を持てたとは言え、私には持て余してしまう時間でした。私にはまだ娘との生活が必要なんだな、と感じた体験でした。と同時に、「こんな毎日イヤかも…」との思いが募り、これからの引退生活に向けて夫婦それぞれ趣味を持とう!とは主人と一致の気づきだったのです。

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