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楽しかったサクラの花見

2011/6/25  正男 さん

定年後の生活|花見私は股関節の動きが悪く、歩くのも億劫になるぐらい外出が嫌で仕方がありません。誘われても気が乗る事もなくサクラの美しさも目には入りません。
しかし、昔の友人と会った事が始まりでした。定年を過ぎてお互い年を召し、体の不自由さを言い合ったりと場を共有できる者同士、労い合う事ができる素晴らしさを久しぶりに知ったんです。
私は交通事故、友人は労働災害で片腕が無くとも笑ってるなんて友人の自然な態度が私の内向きの気持ちの方向を変えてくれるんじゃないかとふと思ったのです。
「ほう交通事故か。まだ足が地面に付くんだからいいと思わないと、片腕が無くたって出来なければ助けてもらえばいい」とその言葉が一筋の光明が差すようにお互い明るく生きていこうと決めたのです。

「今年の春は歩いて山から隣の山のサクラが見たい」私が放った言葉に友人も共感してくれました。結婚、子育て、仕事と色々と苦労を積み重ねてきた者同士、「今年の春は必ずサクラが見たい」この思いが生きる糧だったのかもしれません。
今置かれた状況を受容し、明るく生きるようにする。一人では出来ない事もこの出会いがあってこそだと思います。
私の股関節の動きも改善して行こうとする時、或る日一通のメールが来たんです。「春が来るのが待ち遠しいな、一緒に行こう」とお誘いの便りです。まもなくサクラの蕾が膨らみだした4月上旬、私と長男夫婦が揃い、友人と供にサクラのお花見が出来る事に感激し「嬉しいねやっとこれたね」と友人は涙を流し、私も貰い泣きしました。
枝垂れ桜の鮮やかさ、緑に映える絶景にお互いこみ上げてくる思いもあることでしょう。雰囲気は和みお酒が入るとつい饒舌になる友人の姿が私にとっては輝いて見えました。いつの間にか昔話が始まり、労働災害にあった痛い思い出も話してくれました。
小さく幼い時の思い出を肴に酒を飲み、今までの辛さを忘れるようにはしゃぎました。

横で私を見守っていた長男夫婦は私が交通事故に遭った知らせを聞いた時の様子を話してくれたのです。「真夜中に電話が鳴り響き、はっと起きた息子が受話器を取り、警察からの電話を聞きそのまま病院へ向かう途中、足がガクガクと震えて仕方なかった」とあの当時の心境を話してくれました。
やがて夕方となり夕日に照らされた枝垂れ桜がまた美しい。私にとってこんなに賑やかで楽しいサクラの花見は無いんだろうかと思うぐらい嬉しくて本当に長男夫婦には感謝しています。

そして「また来たいな」と思うようになり、あれからリハビリに力を入れ、率先的に頑張りたいです。もちろん外出が楽しみで「今度は梅雨の時期にはアジサイを見に行こうよ」とまたお誘いが来ました。あの友人との出会いが無ければ今の自分はないでしょう。希望を与えてくれた友人に今度は私が恩返したいです。
この出会いを大切に、同時に人と人とのつながりの大事さを学んだような気がします。この頃、私はアジサイが待ち切れず葉に落ちる雨音が恋しくなる思いで胸がいっぱいです。

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