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デリケートな女心

2011/10/7  直子 さん

定年後の生活|頚椎椎間板ヘルニア先日、包丁を握ったところ、食材を持つ方の指先に違和感を覚える。
「あれ」と思ったんだけど、やけどでもしたかと気にしないことにする。
しかし数日たっても指先の感覚がおかしい。
「あれ あれ」指先をしびれが走っている感じもしはじめる。
なんだろうと思っているうちに、親指の第一関節より先が完全にしびれている感覚になってきた。
痛むわけでもないので、ほおっておこうと思ったが、これがあなどることなかれ。
しびれた感じはけっこうのストレス。
例えるなら、正座の後に残る足先のしびれが、勢力を弱めながらもずーっと付きまとう感じなのだ。
そのうち、しびれの範囲が腕までひろがっていき、24時間しびれと闘っている状態に。

意を決して病院へ。
幸い、徒歩で行けるところにMRIを備えた脳外科病院があったので、そこを受診。
「このまま 左半身動かなくなったり、脳に異常があったらどうしよう・・・家族に一番迷惑かけちゃうよ」などと悩みながら待合室で過ごすこと2時間。(けっこう長い)
やっと呼ばれ、脳外科の先生に症状を訴える。
「脳外科にいらしたという事は、脳の病気を疑っていらっしゃるんですよね。症状を伺う限りでは整形の受診をお勧めします。うちに整形の先生がいらっしゃいますから。MRIとレントゲンをとりましょう。まあ脳の方の可能性もゼロではないんですが。」

MRIとレントゲンを撮り終え、再び呼ばれたのは脳外科。
「やばい。脳だったのか!」とドキドキしながら診察室へ。
現像物をPCに映しながら、先生はのたまわれた。
「やっぱりねえ、これはね、ヘルニアだね、首の骨のここんとこ。あとで整形の先生によく見てもらって下さいね。
しかし、まあ見てごらんなさい。この首の骨のうしろ。この白いの何だと思う? 脂肪だよ。脂肪。何センチあるか計ってみようね。」
PCに矢印が浮かび、点線がその脂肪らしきものをたどる。
「わあぁ 3センチぐらいあるよ。あんまり見ないよ、こういう人。だめだよ。やせなきゃ。ほら、もう一回はかってみるね。ほらやっぱり3センチ。まちがいないね。」
おおきなお世話だ!!!

その後整形へ。
「頸椎椎間板ヘルニアですね。すぐ手術が必要って言うほどでもないので、様子を見ましょう。ただ首はものすごく凝っているので筋弛緩剤と、しびれ止めのビタミン剤を出しておきます。」
ここで私をまっすぐ見た先生がのたまう。
「少しふくよかでいらっしゃるようですから、ほんの少しやせましょうね。」

結果、太りすぎなのはわかった。
それがいろんなところに影響するのだろう。
わかった、それはわかった。
しかし人によってずいぶん言葉の選び方がちがうものだ。
お願いだから傷つけない言い方をしてちょうだい…
だって、若くなくても女の子だもの。

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