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遠くの親戚? 近くの友人?

2011/10/20  由紀子 さん

シニアの暮らし|親戚・友人先日遠方に住む姪っ子から一枚の葉書が届いた。ご主人のお仕事により引越しのお知らせであったが、結婚式に出席させてもらい顔を合わせて以来、年に一度の帰省の折にしか会うことのない姪っ子である。

お互い離れて暮らしているが時折、三歳になる子供の写真をメールで送ってくれたり、近況を知らせてくれるのだ。その文面には必ず、「暑くなってきたから体に気をつけてね」「もういい歳なんだからのんびりぼちぼちやってね」と、シニアに入ったくらいから少し体調のすぐれない私の体を気遣ってくれているのがとても嬉しい。

私は生まれ育った故郷を離れて遠く、知人もいない土地に嫁いだ。まだ現役で子育てに忙しかったころは一生懸命地域で友人を作ろうと、子供と共にあちこちの集いに参加した。気の合う仲間もでき、いざ困ったことがあった時には遠慮なく友人を頼り、孤立した子育てとならないよう、お互いに励んできた。そうした信頼関係のある友人たちとのお付き合いは、もちろん今でも継続されていて、特にシニアに入って時折体調がすぐれないこともある今となっては、お互いが「何か都合が悪いことがあったらお互いに助け合おう」と言葉を掛け合い、時には他愛ないおしゃべりに時間を忘れて楽しんだり、時には一緒に旅行へ出掛けたり…。

最近よく「独居老人」だとか「孤独死」だとか耳を塞ぎたくなるようなニュースを耳にする。シニア仲間で話題に上る度に、「遠くの親戚より近くの友達よ!」と励まし合うものだ。
この「遠くの親戚より近くの友人」、私にとってはどちらも大事なのである。
親戚は疎遠でいざというときには頼れない、という人も多いようだが、やはりいざとなった時に気兼ねなく頼れるのも身内だ。馬が合わない、という人もいるだろうが、それは近くにいる知人とて同様。どちらにしても普段から人をいたわり、できることはさせてもらう、お互いが信頼関係を築いていけるようなお付き合いをしていくことが必要なのだと、この歳になって痛感する機会が多い。

震災などがあった場合も「遠くの身内を頼って…」「身内は頼れない、近くの友人たちと力を合わせて…」と様々な支援・協力体制があるかと思うが、「頼れる人がいなかったが知らない人ですら声を掛けてくれ親切をもらった」という声も多い。
姪っ子の移転の知らせに、また右も左も分からない新たな土地で、幼子を抱えながら新たなスタート、しばらくはその土地での生活を満喫するね!との前向きな文面に、身内として心からエールを送りたいと思い、早速筆を手に取った。
新たな出会いから新たに信頼関係を築き、育て、たくさんの方との良いお付き合いに恵まれてほしいと願う。

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