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足指を鍛える

2011/10/23  山紫水明 さん

ビー玉健康法60を過ぎて始めたスイミングと、65で仕事を退いたあと頼まれた地元中学のソフトテニス部ボランティアコーチ。若いころから趣味でテニスをしてきた私は、健康と体力が取柄でそれを取ったら何も残らない、という健康優良じいさんでした。
ところが昨年春から足かけ二年のあいだに三度の入院を経験しました。
残念ながら、これから先も入院は避けられないだろう病・・・白血病に取りつかれてしまっています。
スイミングもテニスコーチも辞めざるをえませんでした。

入院生活は1回につきほぼ1ヵ月。個室・クリーンルームということもあり、少し回復してもウカウカと病室以外に出ることはできません。
はじめのころ、体力バカじいさんの私は、少し良くなったら階段の上り下りなどをやろうなどと楽観的に考えていたのです。
ところが、いわずもがな。
はやばやと現実を知りました。
70をこえると、1週間のベッド生活で、文字通り足腰が立たなくなります。もちろん病身ですし、体が弱っていることも確かですが、正直なところこれは本当にショックでした。これほどまで唐突に「弱体化」を突きつけられるとは。
ベッドをよろぼい出て、トイレに座り込むだけでもう息が切れました。

そんな時、娘が妙なものを持って見舞いにやってきたのです。
ビー玉ひとつ。

足指を鍛えろというのです。「足腰」ではなく「足指」です。
足の裏は、人間の体重すべてをあの面積で支えており、人間が立つためや、さまざまな運動をする上においても大変重要な働きをしています。
今の人、特に子供なんかの足型をとると、まともに5本指がくっきりと写らないんだそうです。親指や小指が足の内側に向いていたり、小指が浮いてしまって下にくっつかないので、4本しか写らないこともよくあるそうです。
足の指が弱いと、結局「ふんばれ」ません。
足指の弱りは足全体に影響し、それが膝へ、ひいては股関節へ、としまいにはどんどん上にいって肩や頭、全身の弱りやゆがみにつながります。
足の指を鍛えることは、体全体を鍛えることの一歩だとくどくど言うのです。
(娘曰く、知人の受け売りだそうな。)
ただ、立場が立場なだけに、そう言われると身につまされ、柄にもなく真顔で聞きました。

さあ、足の指を曲げる力、地面をつかむ力=捕地能力を取り戻すのだ!
やり方はしごくシンプルです。
カラの菓子箱にビー玉をひとつ入れます。
足指で玉をつかんで、足首を3回動かし、ビー玉を箱に戻します。これが1セットで、片足5セットずつやります。
ほとんど寝たきりのベッド生活で、数歩先のトイレぐらいしか歩いていませんから、最初のうち足指もこわごわとしか動きません。
しかも、このちょっとした運動さえ結構疲れるのです。
一度などあしが猛烈ないきおいで攣(つ)ってしまい、ナースコールで看護師さんを呼ぶさわぎになってしまいました。迷惑なじいさん患者です。

ところが退院の時の足取り。自分でも驚くほどしっかりしていました。
退院後もこれだけはまだ続けています。
ビー玉ひとつで手軽にできるこの運動は、病中病後だけでなく、歩くのが苦手な方、もちろん健康な方にもおすすめです。
みなさん、ぜひ試してみてください!

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