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見えない生活、気に掛けて

2011/11/22  康代 さん

シニア|車の運転以前、シニア世代以降の車の運転についての投稿記事が掲載されていたと記憶する。

私が住む地域は峠を越えた山の上。主人が生まれ育った町であるが、地域には一人暮らしの高齢者も多い。高齢者、とは言っても昔から兼業で田畑を営んでいたり、地元活動をしている方も多く、ほとんどは昔からの自分の土地で、身内に分け与えられるほどの米・野菜を年間通して現役で作っている。

市街地からもそう遠くなく、程よい田舎・・・といった土地柄で、我が家のように、結婚してその土地に戻っている現役世帯・シニア世帯や、土地価格が安いためぎりぎり通勤圏内で家を購入したという世帯も多いのであるが、やはり高齢化・少子化は進んでいる。主人の両親と同じくらいのシルバー世代となると、夫婦二人ならまだ良いが、伴侶を亡くし一人で生活している方も少なくない。

我が家のすぐ隣の土地で畑を営んでいる、近所のご婦人もそんな境遇の一人だった。二年前にご主人が亡くなられ、既に独立して各々に家庭を持っている二人のお子さんも市内で生活している。ご自身が運転免許も持ち、普段から軽トラックであちこちと軽快に走り回っていたので、お子さんたちの手助けもさほど必要とせず、身の周りのことや畑のことに精を出し、時には当人の運転で近所のお友達とお昼ご飯を食べに出掛けたり・・・。

とても快活でお元気そうだと見受けていたのだが、ご主人が亡くなった後くらいから、「最近あの人がちょっと変なことを言うようになった」とか、「お願いしたことをすっかり忘れてて困った・・・」ということを耳にするようになっていた。義母も、「もういい歳だから少し痴呆が入ってるかもね」と口にするほどであった。

そんなご婦人であったが、問題だったのは「物忘れ」ではなく「車の運転」の方だったのか、と事が起きてしまった後に分かったことに、最近、自身が運転する車に人を乗せ、事故を起こしてしまったのである。
ご自身も大怪我をしたらしく、事故後そのまま入院してから既に二か月が過ぎている。まだリハビリの段階だそうで、事故が大きかったことが想像できる。

そしてこの事故、起こるべくして起きてしまった・・・と言うのか、以前、義母も一緒に同乗したことがあった際、大通りの交差点で堂々と信号無視、しかも当の本人はそのことすら気付いていなかったらしいのだ。さらに別の近所のご友人は、「あの人の車の運転は危ない! 私は絶対に乗らないよ!」と断言していたらしいのだ。

そんなに危なっかしい運転なら、身内が知っていればすぐに運転を止めさせるところであろうが、身体が元気だっただけにお子さんたちもあまり心配していなかったのだろう。普段の生活の様子が見えていなければそれも当然なのかもしれない・・・。
もう少し気に掛けて、足を運んであげればよかったのではないか、と他人の勝手な意見なのだが。
週末になると息子さんがやってきて、畑の整備をされている。

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