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クマの親子は冬眠できるか・・・

2011/12/20  亮子 さん

クマちゃん季節はめっきり冬になりました。
今年の秋、シニア仲間と楽しみにしていた紅葉狩りですが、今年はだらだらと日中の温暖さが続いたためか、綺麗に色づいた山々を目にすることができずに冬に突入してしまったように感じています。日本特有の四季、ホッと和む秋と春が近年では短いような、全く感じられないような寂しい気がするのですが・・・。

私が住む山の地域は近年、この季節になると「クマ目撃情報」が頻繁に地域の有線放送で流されていました。歩いて登下校する小学生の孫たちは、学校からクマ避けの「鈴」が配られ、ランドセルにぶら下げて朝夕ガラガラと音を鳴らしながらの登下校となるのですが、今年はまだ配られていないようです。ある時には、「庭の柿の木に小熊が登っていた」といった放送が流れ、近所で柿の木があるお宅は、慌てて柿の実を全て取っている姿が見られたこともありました。

どうやら冬眠する前に栄養をつける「どんぐりの実」が山にないらしく、空腹のクマたちは食べ物を求めて里に姿を現しているそうなのですが・・・。ある時は「早朝にどこどこ周辺の歩道をクマの親子が歩いていた」目撃情報が流れたこともあり、私は何とも胸が締め付けられる思いをしました。クマごときに、と笑われるかも知れませんが、お腹を空かせて冬眠できずにいるクマの親子、子供を連れて食べ物を求め歩く姿が、何だか人間の親子と重なって目に浮かび、「人間でもクマでも子供を想う気持ちは同じなのだろうな・・・」と切なくなってしまいました。

温暖化の影響で生態系が崩れたり、人間のエゴで自然が壊されたり・・・自然の中で生きる動物たちは今一番被害を被っているように、今更ながら感じてなりませんでした。動物たちが人間の生活を脅かすのにも訳があるのですね。きちんと自然が守られて生態系が成されていれば、わざわざ住み慣れた山を下りて、動物たちにとっては危険だってある里へ出てくる必要もないはずなのです。

今年の夏、震災・原発事故のことで、全国的な節電を強いられた私たちですが、このことで「こんなにムダに使っていたのか・・・」と気が付いたこともたくさんありました。そしてそれは、大して電力をあまり使っていないと思っていたシニア私一人の生活だって、温暖化や環境破壊に一役買っていたということに気付かされたことでもありました。

生活の様々な面を正しながら、来年の春には美しい桜を、そして秋には綺麗に色づいた紅葉の山々を眺めることができるよう願うのであります。あの時のクマの親子は、きっと暖かい春を迎えたのだと信じています。そしてこの冬、クマの親子はまた、うまく冬眠できたのでしょう・・・。

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