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嫁から嬉しい心遣い

2012/1/12  春よ来い さん

孫とのお正月慌ただしかったお正月が過ぎ、ようやく元の日常に戻った。「来て嬉しい孫、帰って嬉しい孫」とはよく言ったもので、正月前となると毎年、まだかまだかと目に入れても痛くない孫たちが来るのを、首を長くして待ちわびるものだが、二・三日もすると夫婦二人の日常とはかけ離れた騒がしさ、ちびっ子パワーに圧倒され、「あのね、あのね!」のマシンガントークに目が回りそうになる。
まだ入学前の孫たち、帰省ラッシュを避けて冬休み一杯居座るものだから、帰ってくれると寂しい思いよりもホッとする感の方が強いのだ。

さて、毎年帰省の際には大荷物に加えて大量の手土産を持ち帰ってくれる息子一家。地元の銘菓や特産品を、いつも有り難く頂戴するのだが、今回は嫁の嬉しい心遣いまで頂戴できるとは思ってもみなかった。年末年始といえばたいてい寒波が訪れる頃・・・。私たちの住む地域は山に囲まれているので、そうでなくても寒さが一層増してくる時期である。昔ながらの古い家にこたつとヒーターで暖をとりながらも、隙間風までは防げない。加えて食品を扱うパートに出ているので、ほぼ一日中身体は冷えっぱなしである。

年齢的にも年々寒さが応えてくるシニア世代。時折送ってくれる孫の写真が同封された手紙にも、「体を冷やしすぎぬよう、くれぐれも風邪をひかぬよう」と優しい言葉を連ねてくれる。「冷えは万病の元」とはよく言ったもので、若い頃には身体的な不安を全く抱くことのなかった私だが、シニア世代に入るとともに更年期障害からはじまり、様々な症状に悩まされるようになってしまった。孫と一緒にいる時間は、そんなことも忘れさせてくれる。

しかし帰ってしまうと、ホッとする一方で、どっと疲れも出てしまう。息子一家の帰省の度に、そんなことを繰り返す私の身体を気遣って、嫁はいつも温かい手紙を送ってくれるのだ。さらに今回は帰り際、「お義母さん、これすごく温まるから使ってみてね!」と、ハーブの入浴剤を大量に置いていってくれたのである。少しでも・・・とのその気持ちがとても有り難く、素直に受け取らせてもらった。

入浴剤など滅多に使うことはないのだが、折角の心遣い、無駄にせぬよう、早速使わせてもらうことにした。こんなことでもない限り、自分で買うことは絶対にない代物、試してみると、湯上りの何と温かいこと!使ってみないと分からないものだなあ、と感心しながら、今日も仕事で冷えた身体を、早く温めたいものと家路に向かう足も早まる。体が温まるだけではない、皆で過ごしたその時の情景すら思い出され、ゆったりと心まで温めてくれるのだ。今の私の、精神安定剤ともなっている。

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