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お母さん、ありがとう!

2012/1/23  美代子 さん

出産輝くべき新たな年が明け、学校でいう新学期もスタートし、気が付けば早一カ月が経とうとしています。
一月・二月・三月の三カ月、「いく」「にげる」「さる」と、月日が瞬く間に過ぎ去っていくことに例えられますがまさにその通り・・・。我が家は、長い長~い正月がようやく終わってくれた・・・そんな安堵感が漂う今日このごろ。

それもそのばず。去年の暮に無事、三人目の孫が誕生しました。県外に住む娘の二人目の子供ですが、臨月に入ってから、まだかまだかと連絡を心待ちにしながらも、「もう少しだけ頑張って!」との期待を見事に裏切られ(!?)、予定日よりも10日近く早い、年末さ中の12月30日、元気な産声を挙げました。

あちらには娘の旦那のお母様が近くに住んでいるとは言えさすがに出産、娘の旦那は単身赴任で遠方にいることもあり、娘の要望で、やはり里帰り出産を選択、お陰様でお正月気分もすっ飛ぶ、日常よりも慌ただしい生活で新年を迎えることになったのです。
とは言えお正月・・・、息子たち家族も実家である我が家に集い、そして出産祝いも兼ねての連日の宴会であっという間の三が日が過ぎ去り、仕事が始まっても帰宅すれば上の三歳の孫の遊び相手、そして普段は夫と二人分だけの家事で済むはずが、一時的に大所帯になった人数分の家事・・・。音をあげそうになった私を支えてくれたのは、「お母さん、私、お母さんの娘で良かった! 春になって暖かくなるまで居ようかな・・・」という娘のつぶやき。

そんなに居座られては私は倒れてしまいます! そんな私に一筋の光を見せてくれた、娘と同じ年頃の職場の後輩の言葉、「二人目の時は上の子のことが大変なんですよね・・・。ご飯が出てくるって一番有り難かったです。でも少しずつ家のこともやらないと、自宅に戻ってからが大変ですよぉ~」。さすがの娘も居心地悪く感じだしたのか、二週間ほど経ったころには少しずつ家事にも手を出すようになり、見事一カ月でほぼ元の生活への復帰を果たしたのでした。

母子とも無事に一カ月検診を済ませ、ようやく自宅へ送り届けて役目を終えた時、「お母さん、ありがとう!」と思わず声にしたのは私の方でした。もうとうの昔に忘れていた自分自身の出産の時を振り返ると、里帰り出産どころか実家の敷地内に構えた我が家、立派に(!?)三度のお産を果たしたとは言っても、その度に頼れる実の母がすぐそばにいたことは、今更ながら有り難く、そのお陰で出産・育児を全うできたことを、娘のお産によって思い知らされたのでした。

母が私にしてくれたように、娘に、母としての手助けを十分にしてやれたか・・・と聞かれれば・・・「してやれていません!」。でも、送り届けてからの帰り際、「お母さん、ありがとうね!」という娘の言葉・・・。孫が成人して結婚し出産する時には、娘はきっと良いサポーターとなっている! と、娘の将来を確信したのでした。あぁ、長い長~い正月でした・・・。

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